廉子女王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

廉子女王(れんし(やすこ)じょおう、生年未詳 - 承平5年2月(935年))は、平安時代皇族仁明天皇の皇孫で、本康親王の娘。藤原時平正室

元慶元年(877年)正月従四位下に叙位され、御帳を掲げる奉仕をした。その後時平と結婚し、藤原保忠を産んだ。承平5年(935年)2月卒去時の位階従四位上だった。ちなみに『貫之集』歌番号340~350に廉子女王七十賀の時の屏風歌と言われる一連の歌がある。