小林昭二

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こばやし あきじ
小林 昭二
小林 昭二
1962年
本名 小林 昭二
生年月日 1930年
没年月日 1996年8月27日
出生地 日本の旗 日本東京府豊多摩郡[注釈 1]
身長 164 cm
血液型 AB型
職業 俳優声優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1952年 - 1996年
主な作品
映画
野獣の青春
切腹
犬神家の一族
切腹
女王蜂
獄門島
病院坂の首縊りの家
ドラマ
ウルトラマン
仮面ライダー
西部警察 PART-III
アテレコ
ジョン・ウェイン各種吹き替え[1]
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小林 昭二(こばやし あきじ[2]1930年昭和5年〉[注釈 2] - 1996年平成8年〉8月27日[5])は、日本俳優声優。本名同じ[6][7]

東京府豊多摩郡[注釈 1]出身[5]血液型はAB型、身長は164センチメートル、体重は58キログラム[6]日本大学芸術学部映画学科中退[5]

来歴・人物[編集]

劇団俳優座養成所の第2期生で、同期には小沢昭一土屋嘉男がいる[5]1952年新東宝映画殺人容疑者』で銀幕デビュー[5]。1953年4月に劇団仲間に入団し、同年6月に退団[8]。1954年10月から1956年11月までは新協劇団に所属[8]。1957年3月から1959年8月までは再び劇団仲間に所属[8]。1960年4月から1962年2月までは劇団新人会に所属[8]。1962年3月から俳優小劇場に所属[8]。その後は舞プロモーションに所属していた[7]

舞台を中心に各社の映画に出演する一方、円谷プロダクション東映製作の特撮テレビ作品で活躍[5]。『ウルトラマン』のムラマツキャップ(隊長)役や『仮面ライダー』の立花藤兵衛役などが広く知られる[5]。また、『ゴジラシリーズ』や『ガメラ2 レギオン襲来』など、日本の代表的な特撮シリーズに多く出演している。

時代劇や現代劇で数々の作品に出演しており、悲運な小市民から重厚な黒幕、さらには狂気を感じさせる極悪大盗賊など、善役から悪役まで幅広い役柄を演じ、いぶし銀の存在感を見せた。コメディ演技も得意としていた[2]市川崑監督からの信任も厚く、金田一耕助シリーズには全作出演している[5]。地味な役ばかりだが、最終作『病院坂の首縊りの家』では『無法松の一生』を想起させる渋い見せ場が用意され、貢献に報いられた。また、ジョン・ウェインの声の吹き替えや時代劇作品のナレーターなど、声優としての実績も数多い[5]

1996年8月27日に肺癌のため、昭和大学附属藤が丘病院で死去。65歳没。

エピソード[編集]

ウルトラシリーズ[編集]

後輩役者の面倒見がいいという面でも信頼され、初代『ウルトラマン』の出演者やスタッフからは普段から「キャップ」と呼ばれ親しまれていた[9]。ムラマツキャップ役を演じるにあたって、黒部進ら共演者に「子供番組であるからといって、子供にこびることはない。一般ドラマと同じように演じること」と諭したという。

『ウルトラマン』の前に『ウルトラQ』第19話にゲスト出演しており、この時の印象について「面白いフィルムだった」と述懐している[10]

後年、俳優の京本政樹との対談の中で『ウルトラマン』に出演が決定して、科学特捜隊のコスチュームについて「恥ずかしかった」と述べており、「こんなの着てやるのかと思ったら本当に降りようかと思った」と笑いながら答えている[10]

第26・27話「怪獣殿下 前・後篇」で大阪城ロケを行ったが、当時無免許だった小林は隊員服のまま科特隊専用車で城下を一周したところ、警察に捕まってしまった。平謝りだったが、撮影中に免許をとり、「パトカー連れて帰って来た」と有名になったという[11]

第37話「小さな英雄」で、デパート内で科特隊員が怪獣ピグモンを発見するシーンのロケで、先に科特隊の反応を撮影し、のちにピグモンのみを撮影したため、ラッシュで出演者の驚く表情が少々大げさに映っていることを見た小林は、「ピグモンを見ての反応としてはおかしい」として撮り直しを進言し、撮影スケジュールが押す中で、再びデパートでのロケ撮影が行われた。絵づくりに対するこだわりのうかがえるエピソードである[12][信頼性要検証]

ウルトラマンG』では、アーサー・グラント隊長の吹き替えを担当した。本作の声優の中で京本政樹と柳沢慎吾は、アフレコ未経験に近い状態であったため、京本は小林に迷惑をかけてしまったと述べている[13]。ある回のアフレコ終了後、京本は自家用車で小林を送る際に検問に引っかかってしまい、京本の運転手が免許証を提示するのに手間取っていた。代わりに応対した小林に警察官が敬礼し、ノーチェックで通されたという[13]

1997年の映画『ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影』には、同作の第1作同様かつての『ウルトラマン』のレギュラー俳優がゲスト出演しており、前年に逝去した小林も二瓶正也の持つ遺影として登場した。

仮面ライダーシリーズ[編集]

東映プロデューサーだった平山亨によれば、TBSで『ウルトラマン』と次回作『キャプテンウルトラ』の番組引継ぎパーティーが行われた際に小林と歓談する機会を持ち、小林の子供番組に対する真摯しんしな姿勢に深く感銘を受けたという。このことが、のちに『仮面ライダー』の立花藤兵衛役の起用につながったという[14][9]。『仮面ライダー』第1話から『仮面ライダーV3』の最終回(第52話)まで全話に出演。以後のシリーズにおいても、プライベートでの休暇は藤兵衛が劇中に登場するまでの冒頭の数話までだけとなり、多忙だったという。劇中で立花が使用するシガーパイプは小林の私物であった[5]

仮面ライダーシリーズ」では出演者のみならずスタッフからも「おやじさん」として親しまれていた。『仮面ライダー』に主演した佐々木剛は、大野剣友会も含め若手の多い現場で揉め事が起きなかったのは小林の存在によるところが大きかったことを語っている[15]。また、佐々木が火傷を経て芸能活動を再開した直後に再会し、佐々木が舞台でセリフが上手にしゃべることが出来ない旨を小林に相談すると、芝居のコツなどをアドバイスしている[16]

宮内洋とは『仮面ライダーV3』で共演後も時代劇などで会うことが多く、共演の際にも小林を「おやっさん」と呼んで慕っており、逝去後に「素晴らしい人だった」と悼んでいる[17]

仮面ライダーX』放送時、自身の出演していない放送の回までチェックして、主演の速水亮に「今回の芝居はここが良かった」と電話で演技をアドバイスしていた。速水は「本当に普段から頼りがいのある"おやじさん”そのものでした」と語っている[18]。『仮面ライダーストロンガー』出演時も初主演の荒木茂らを食事に連れていったという話が残っている。

仮面ライダーアマゾン』主演の岡崎徹は、小林について「一見おっとりしているイメージだが、現場の責任をすべて背負い込んでいる感じで、本来は自分の演技だけに集中すべき部分を若手である自分に気を遣って、その一方でスタッフに対する気配りも忘れない人だった」と述べている[19]

後年、『テレビ探偵団』にゲスト出演し、『ウルトラマン』や『仮面ライダー』を振り返った。その際、『仮面ライダー』の第68話で藤兵衛がライダーだけでなく怪人(イカデビル)までに特訓しているシーンが話題になって理由を問われると、「おやじさんは博愛主義者なんですよ。だからライダーだけでなくショッカーにも…」と語っていたが、本当は敵の弱点を知るための偽装特訓であり、司会者から「おやじさん、いい加減なこと言っては駄目ですよ」と突っ込まれる一幕もあった。しかし、当時の歴代仮面ライダー(『仮面ライダーBLACK RX』まで)が紹介され、「私は7号までですね」と『ストロンガー』まで出演したことはしっかりと覚えており、ライダーたちに対しても「長く一緒にいると情が沸く」と語っていた[信頼性要検証]

1979年に再開した新シリーズ『新・仮面ライダー』の企画段階で、平山は再び小林に立花藤兵衛として出演することを依頼したところ固辞され、「スケジュールも合わせるし、出演料もできるだけのことはするから」と再三頼み込んだが「お金のことなんかではない」と返事された。困り果てた平山は東武ホテルで小林とついに直談判に及んだところ、小林は「役者ってのはわがままなもので、先へ先へ進んでいこうなんて思うのよ。お世話になって、こんなに思ってくれて、こんなこと言っちゃ申し訳ない、とんでもない不遜ふそんなことだと思うけど、勘弁してよ」と辛そうに語ったという。小林の主旨は「藤兵衛役を卒業し、役者として、さらに次の段階に進みたい」とのことで、プロデューサーの阿部征司[注釈 3]も平山に「平山さん、大成功した番組なんて二度とやるもんじゃないですよ、うまくいって当たり前、失敗すれば大火傷、第一、他に能がないみたいで損ですよ」と説得。平山は常に先を目指そうという小林の役者魂に感銘を受け、逆に自身の停滞を反省し、喜んで送り出す気持ちになったという。その後、志度敬太郎を演じていた田畑孝の病気による降板を理由に立花藤兵衛を再登場させるため、出演依頼したが、小林はこれを再び拒んだ[20]。代わりに別の後見人役を推薦してもらったが、それが塚本信夫だった[21][9][20]。この推薦に際して、小林は劇団俳優座の後輩である塚本を「じゃあ僕と同じウルトラシリーズの隊長を演じた俳優ならどうでしょう」として紹介したという[22]。結局、『仮面ライダー (スカイライダー)』の出演自体は辞退したものの、放映開始前の特別番組では立花藤兵衛として出演、新番組への引継ぎ役を務めている。平山や阿部プロデューサーとは『ライダー』終了後も親交が深く、『ザ・カゲスター』『燃えろアタック』『特捜最前線』などの平山・阿部プロデューサー作品には快くレギュラー出演やゲスト出演をしていた。

後年、『とんねるずのみなさんのおかげです』内コーナードラマの『仮面ノリダー』においても“おやっさん”こと立花藤兵衛役を演じたが、これは同番組スタッフの熱心なオファーが実ってのものだった。1997年の仮面ノリダーでの最後の決戦『恐怖ラッコ男』でも回想シーンとアミーゴに飾られている遺影として登場した。

2016年の映画『仮面ライダー1号』では、本郷猛が拾い上げる写真として『スカイライダー』の特別番組以来37年ぶりに登場した[注釈 4]

『ウルトラマン』と『仮面ライダー』に出演したことについて「自分は『ウルトラマン』と『仮面ライダー』に出演した。その間にいくつも子供向け作品は出たが、いずれもこの2作品を超えられなかった。面白かった作品に結果的に出演できただけ」と述べている[23]

ジョン・ウェインの吹替[編集]

当初、小林自身はジョン・ウェインを吹き替えるのには「ミスキャストとしか思えなかった」と語っている。ウェインの作品で演じやすいタイプは軍人役や西部劇のガンマンで、逆に苦労したのが若かりし頃のウェインであるという。特に『駅馬車』では「声を張り上げながら出していた」と当時の思い出を振り返っている。

小林はウェインについて「彼は世界的スターだったが、世間では大根役者と言われ名優扱いはされなかった。しかし私の視点では、細かい演技が非常に巧みで喜劇的な息の使い方も上手い俳優だったんですよ。彼のアテレコは演技の勉強になりました」と評している。

岡崎徹は、父親が洋画のファンであり、その中でも小林が吹き替えを担当していたジョン・ウェインの西部劇の大ファンであったことから、『アマゾン』で小林と共演できたことが嬉しかったと述べており、小林のサインを父親に送ったことがあるという[19]

小林のウェインの吹き替えは音声業界でも評価が高く、小林、納谷の両者と共演していた大平透は「納谷悟朗も、もちろん上手いですけど、でもやっぱり小林昭二はそれなりのものを持っていた。」と後年語っていた[24]

ゴジラvsキングギドラ』(1991年)で共演した佐々木勝彦は、自身も吹き替えをやりたいと小林に話したところ、「そんなに簡単なものではない」と小林から心構えを教えられ、後に声優の仕事を務めた際に勉強になったと述べている[25]

小林の吹き替えたウェインはフィックスとして現在も吹き替えファンから高い支持を得ている[26]

出演作品(俳優)[編集]

テレビドラマ[編集]

NHK

日本テレビ

  • 大いなる旅路(1972年) - 列車乗務員
  • 唖侍 鬼一法眼
    • 第4話「六道地獄橋」(1973年) - 多田
    • 第19話「賞金受取人」(1974年) - 寺嶋一之助
  • 水滸伝 第15話「二人の魯達」(1974年) - 如海
  • 白い牙 第6話「事件渡世・有光洋介」(1974年) - 山形刑事
  • 伝七捕物帳
    • 第6話「やせても枯れても人の親」(1973年) - 三国屋
    • 第65話「勘太 西へ参りまする」(1975年) - 七化けの紋蔵
    • 第70話「人情裏町千両唄」(1975年) - 鉄五郎
    • 第102話「十手目が王手」(1976年) - 徳次
  • 太陽にほえろ! 第200話「すべてを賭けて」(1976年) - 小林政治
  • 愛が見えますか(1976年) - 大学病院医師
  • 桃太郎侍
    • 第47話「昌平坂に消えた夢」(1977年) - 堀長門
    • 第124話「日本一の暴れ熊」(1979年) - 新助親分
    • 第126話「看板娘を狙う鬼」(1979年) - 同上
    • 第131話「母子涙のわかれ道」(1979年) - 同上
    • 第135話「妖しの花を咲かせる女」(1979年) - 同上
    • 第136話「仇討ち母子星」(1979年) - 同上
    • 第138話「血槍武士道」(1979年) - 同上
    • 第139話「奇跡を運ぶ白い鳩」(1979年)- 同上
    • 第230話「すずめの涙三千両」(1981年) - 近江屋
    • 第246話「親子喧嘩を食った鬼」(1981年) - 森田屋金兵衛
  • 大追跡 第20話「日の丸愚連隊」(1978年) - 菊池刑事
  • ちょっとマイウェイ 第10話「またメチャメチャになっちゃうよ」(1979年) - 前橋一郎
  • 池中玄太80キロ(1980年)
  • 猿飛佐助 第16話「甲賀忍法 噴射火龍」(1980年) - 加賀見幽斉
  • 木曜ゴールデンドラマ / 華岡青洲の妻(1980年)
  • 新五捕物帳 第184話「明日を夢見る夫婦花」(1982年)
  • 火曜サスペンス劇場
  • 長七郎江戸日記
    • 第1シリーズ 第59話「反骨武士は死なず」(1985年) - 市兵衛
    • 第2シリーズ
      • 第4話「手折られた白梅」(1988年) - 加賀爪外記
      • 第48話「お銀哀歌」(1989年) - 小早川備前
  • ジャングル 第21話「あいつの素顔」(1987年) - 伊藤
  • 刑事貴族2 第25話「正夢」(1991年)
  • 家なき子2(1995年) - 森山敏男
  • 江戸の用心棒第23話「怒りの父子十手」(1995年) - 長兵衛

TBS

フジテレビ

NET - テレビ朝日

  • 氷点(1966年)
  • 鬼平犯科帳
    • 第1シリーズ 第42話「恋文」 (1970年) - 新七
    • 第2シリーズ 第2話「猫じゃらしの女」(1971年) - 彦造
  • 遠山の金さん捕物帳 第1話「待てなかった女」(1970年)- 六蔵
  • 仮面ライダーシリーズ - 立花藤兵衛
  • 大忠臣蔵 第45話「目指すは本所松坂町」、第52話「切腹」(1971年) - 寺坂吉右衛門
  • 荒野の用心棒 第5話「風神峠に群狼を待ち伏せて…」(1973年) - 堺屋儀助
  • 非情のライセンス
  • どっこい大作 第33話「殺し屋にパンを投げろ!!」(1973年)
  • 狼・無頼控 第22話「 (秘) 殺しの手順」(1974年) - 柿崎采女
  • いただき勘兵衛 旅を行く 第13話「血気が一気に消えたとさ」(1974年) - 塚田刑部
  • ザ★ゴリラ7 第9話「必殺! 青きドラゴン」(1975年) - 島田敬介(島田工業社長)
  • 鬼平犯科帳 第10話「人情同心」(1975年) - 小川や梅吉
  • 遠山の金さん
    • 第1シリーズ
      • 第10話「仏の正体をあばけ!」(1975年) - 山代屋佐平
      • 第79話「巡礼お勝参上」(1977年) - 霞の藤兵衛
      • 第94話「命乞い」(1977年) - 天現寺の六造
    • 第2シリーズ
      • 第3話「火神に憑かれた娘」(1979年) - 伍兵ヱ
  • ザ・カゲスター(1976年) - 屯田警部
  • 破れ傘刀舟 悪人狩り 第89話「哀愁の女ふたり」(1976年) - 大津屋宇兵衛
  • 駆けろ!八百八町 (1976年) - 川上甚左衛門
  • 破れ奉行 第30話「必殺! 琉球おんな拳法」(1977年) - 伊吹辰五郎
  • 特捜最前線
    • 第36話「傷痕・夜明けに叫ぶ男」(1977年) - 伊勢原勇介
    • 第176話「1980年夏・二人だけの暴走族!」(1980年) - 矢崎警部補
    • 第186話「東京、殺人ゲーム地図!」(1980年) - 鹿沼護国
    • 第243話「トランプ殺人事件の謎?!」(1982年) - 木曽忠行
    • 第501話「殺人警察犬MAX!」(1987年) - 町谷
  • 土曜ワイド劇場
    • 二人の夫をもつ女(1977年)
    • 結婚しない女・死の羽田発397便(1980年)
    • 目撃 殺人鬼が狙う運命の母と子(1981年)
    • 息子の心が見えない ガソリンスタンド殺人事件(1982年)
    • 逆転法廷 私は殺される!(1982年)
    • 新婚探偵! 謎の観覧車の女(1982年)
    • 十和田湖に消えた女 連続レイプ殺人事件(1982年)
    • 家路の果て 建売住宅ローン殺人事件!(1985年)
    • 弁護士・今田一平(1985年 - 1991年) - 本間公三
    • 蒸発した女 保険金替え玉殺人(1985年)
    • テニススクール女たちの華麗な斗い(1989年) - 山崎刑事
    • 刑事神崎省吾事件簿 椿の入れ墨をした女(1992年)
  • 暴れん坊将軍
    • 吉宗評判記 暴れん坊将軍
      • 第41話「切腹! 酒呑み代官」(1978年) - 伊兵衛
      • 第57話「百鬼・一刀両断!」(1979年) - 孫作
      • 第152話「将軍と馬泥棒とガキ大将」(1981年) - 伍兵衛
      • 第199話「最後に微笑った悪い奴」(1982年) - 千歳屋加右衛門
    • 暴れん坊将軍II(1986年)
      • 第152話「おんな大学 新さん疑惑の夜働き!?」 - 矢島格左衛門
      • 第167話「稲妻に裂かれた二人旅!」 - 福島屋惣右衛門
    • 暴れん坊将軍IV 第69話「陰謀あばいた饅頭姫!」(1992年) - 横尾大膳
    • 暴れん坊将軍VI 第7話「虹をつかんだ女」(1994年) - 相模屋仙兵衛
  • 破れ新九郎 第5話「哀愁 女の十字路」(1978年) - 清川弥平次
  • 燃えろアタック(1979年) - 小鹿幸太郎
  • 伝七捕物帳 第6話「千鳥の女」(1979年) - 河内屋嘉兵衛
  • 赤穂浪士(1979年) - 原惣右衛門
  • 長七郎天下ご免!(1979年)
  • 柳生あばれ旅 第1話「天狗の子守唄 -品川-」(1980年) - 茂造
  • 鬼平犯科帳
    • 第1シリーズ 第27話「流星」(1980年) - 浜崎の友五郎
    • 第2シリーズ 第20話「女賊」(1981年) - 瀬音の小兵衛
    • 第3シリーズ 第12話「尻毛の長右衛門」(1982年) - 尻毛の長右衛門
  • 必殺シリーズ
    • 必殺仕事人 第82話「激闘技地獄道暴れ斬り」(1981年) - 八郎兵衛(般若の鬼十郎)
    • 必殺仕事人・激突! 第17話「主水、幕府のクーデターにまきこまれる」(1992年) - 後藤備前守
  • ザ・ハングマンシリーズ
  • 遠山の金さん 第3話「御意見無用! 五人の女スリ」(1982年) - 梅雪(まぼろしの辰三)
  • 源九郎旅日記 葵の暴れん坊 第3話「港祭りの闇を斬れ!」(1982年) - 相州屋重兵衛
  • 西部警察シリーズ - 南長太郎刑事
  • 私鉄沿線97分署 第79話「壁をスイスイ! ヤモリ男の謎!?」(1986年)
  • 三匹が斬る! 第5話「空っ風 可愛い女の恨み文字」(1987年)
  • ザ・刑事 第4話「殺人予告に脅える悪徳警官」 (1990年) - 脇田剛
  • また又・三匹が斬る! 第6話「伝説の不老長寿の尼が行く」(1991年) - 善八
  • 名奉行 遠山の金さん 第5シリーズ 第9話「花嫁に化けた女目明し」(1993年) - 眼力の国蔵
  • 風の刑事・東京発! 第9話「越後湯沢行き! 刑事をゆする女」(1995年) - 坂井孝太郎

テレビ東京

  • 大江戸捜査網
    • 第4話「火を吐く幻の罠」(1970年) - 赤間源太夫
    • 第125話「仇討ち無情」(1974年) - 長光寺住職
    • 第145話「無宿者仁義」(1974年) - 和助
    • 第161話「傷だらけのめぐり逢い」(1974年) - 闇の長兵衛
    • 第293話「対決! 忍者の掟」(1977年) - 宗右衛門
    • 第360話「狙われた恐怖の連判状」(1978年) - 大黒屋利兵衛
    • 第453話「美女誘拐螢火の罠」(1980年) - 岡部平馬
    • 第472話「悪夢に怯える女」(1980年) - 玉屋
    • 第560話「暴れ大奥・いけにえの姫君」(1982年) - 松浦越前
  • そば屋梅吉捕物帳 第19話「江戸を走る影法師」(1980年) - 弁造
  • 新春ワイド時代劇
  • 斬り捨て御免! 第2シリーズ 第10話「女いのちの地獄肌」(1981年) - 井沢修理
  • 隠密・奥の細道 第6話「十四年目の伊達騒動」(1988年)
  • 付き馬屋おえん事件帳 第1シリーズ 第10話「おけさは遥か恋の唄」(1990年) - 加納屋

映画[編集]

舞台[編集]

  • パラジ・神々と豚々(1962年、俳優小劇場)
  • とら・ろば。こい(1967年、俳優小劇場)
  • 新劇寄席(1969年、俳優小劇場)
  • 日と火と碑と人(1969年、俳優小劇場)
  • むかしも今も(1978年、歌舞伎座
  • あした吹く風(1993年、明治座

ラジオドラマ[編集]

  • FM<音の本棚> 『異星の人』(1977年3月)

バラエティ[編集]

CM[編集]

出演作品(声優)[編集]

吹き替え[編集]

太字は、主役・メインキャラクター。

担当俳優[編集]

アンソニー・クイン
イン・ルオチェン
ウィリアム・ホールデン
エドワード・アズナー
ジェフ・チャンドラー英語版
  • 全艦発進せよ(1968年、ホークス大佐)※NET
  • 全艦発進せよ(1973年、ホークス大佐)※フジテレビ版
ジョエル・マクリー
  • 昼下りの決斗(1970年、スティーヴ・ジャド)※東京12ch旧版
  • 昼下りの決斗(1981年、スティーヴ・ジャド)※東京12ch新版
ジョージ・ペパード
ジョセフ・カンパネラ
ジョン・ウェイン
  • ザ・ルーシー・ショー(1966年、本人)※TBS版
    • 第120話『ジョン・ウエインと大西部劇』
  • アラスカ魂(1967年、サム・マッコード)※NET版
  • 失われたものの伝説(1967年、ジョー)※NET版
  • 赤い河(1968年、トーマス・ダンスン)※NET版
  • 捜索者(1968年、イーサン・エドワーズ)※NET版
  • マクリントック(1968年、マクリントック)※NET版
  • コマンチェロ(1969年、ジェイク・カッター大尉)※NET版
  • リオ・ブラボー(1969年、ジョン・T・チャンス保安官)※NET版
  • 三人の名付親(1969年、ボブ)※NET版
  • ドノバン珊瑚礁(1969年、マイケル・ドノバン)※東京12ch版
  • 男の魂(1970年、カール船長)※東京12ch版
  • スポイラース(1970年、ロイ・グレニスター)※NET版
  • エルダー兄弟(1971年、ジョン・エルダー)※フジテレビ
  • 黄色いリボン(1971年、ネイサン・プリトリス大尉)※フジテレビ版
  • 巨大なる戦場(1971年、マイク・ランドルフ将軍)※TBS版
  • リバティ・バランスを射った男(1971年、トム・ドニファン)※フジテレビ版
  • 絶海の嵐(1971年、ジャック・スチュアート)※フジテレビ版
  • アパッチ砦 (1972年、カービー・ヨーク大尉)※フジテレビ版
  • ヘルファイター (1972年、チャンス・バックマン)※フジテレビ版
  • マクリントック(1972年、マクリントック)※TBS版
  • アラスカ魂(1972年、サム・マッコード)※フジテレビ版
  • ハタリ! (1972年、ショーン・マーサー)※フジテレビ版
  • リオ・ブラボー(1973年、ジョン・T・チャンス保安官)※フジテレビ版
  • 失われたものの伝説(1973年、ジョー)※TBS版
  • コレヒドール戦記 (1973年、ラスティ・ライアン中尉)※東京12ch版
  • グリーン・ベレー(1974年、マイク・カービー大佐)※TBS版
  • 勇気ある追跡(1974年、ルースター・コグバーン)※東京12ch版
  • エル・ドラド(1974年、コール・ソーントン)※日本テレビ版
  • 静かなる男(1974年、ショーン・ソーントン)※フジテレビ版
  • 大いなる男たち (1974年、ジョン・ヘンリー・トーマス)※TBS版
  • 危険な道 (1974年、トリー大佐)※TBS版
  • ドノバン珊瑚礁(1975年、マイケル・ドノバン)※TBS版
  • 征服者(1977年、テムジン)※東京12ch版
  • 捜索者(1977年、イーサン・エドワーズ)※フジテレビ版
  • 騎兵隊 (1977年、ジョン・マーロー大佐)※TBS旧版
  • 史上最大の作戦 (1978年、ベンジャミン・バンダーボルト中佐)※日本テレビ版
  • ジェット・パイロット (1978年、ジム・シャノン大佐)※日本テレビ版
  • サーカスの世界 (1979年、マット)※日本テレビ版
  • 戦う幌馬車 (1979年、トウ・ジャクソン)※フジテレビ版
  • ブラニガン (1979年、ジム・ブラニガン警部補)※TBS版
  • グリーン・ベレー(1980年、マイク・カービー大佐)※フジテレビ版
  • オレゴン魂 (1980年、ルースター・コグバーン)※TBS版
  • リオ・ロボ (1980年、コード・マクナリー大佐)※フジテレビ版
  • エル・ドラド(1980年、コール・ソーントン)※フジテレビ版
  • 100万ドルの血斗 (1980年、ジェイコブ・マッキャンドルズ)※TBS版
  • サーカスの世界 (1981年、マット)※東京12ch版
  • ラスト・シューティスト (1982年、J・B・ブックス)※フジテレビ版
  • 騎兵隊 (1983年、ジョン・マーロー大佐)※TBS新版
チャールトン・ヘストン
バート・ランカスター
ピーター・カッシング
マラチ・スローン英語版
リチャード・クレンナ

映画[編集]

1967年

1968年

1970年

1971年

1972年

1973年

1974年

1975年

1976年

1977年

1979年

1980年

1981年

1985年

1989年

1990年

1991年

ドラマ[編集]

1964年

1965年

1966年

1967年

1968年

1969年

1970年

1971年

1972年

1973年

1976年

1977年

1978年

1982年

1985年

1991年

1997年

邦画[編集]

海外人形劇[編集]

  • キャプテン・スカーレット
    • ファッションショーをねらえ!(アンドレ・ヴェルダン)
    • 地球の首都を救え!(ミッチェル博士)
  • ジョー90 世界一のボディガード(ヴァルデス将軍)

放映日不明[編集]

テレビアニメ[編集]

OVA[編集]

劇場アニメ[編集]

ゲーム[編集]

ナレーション[編集]

その他[編集]

  • 『ウルトラマン』ソノシート(1966年 - 1967年) - ムラマツ隊長

ディスコグラフィー[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b 東京都新宿区淀橋地区
  2. ^ 誕生日については、9月6日[3]9月26日[4][5]の二つが存在している。
  3. ^ 1970年代、平山亨は管理職として番組初期の企画だけの参加で、毎回の予算管理や脚本チェック、俳優の手配、怪人命名などの具体的な番組製作は阿部が行っていた。
  4. ^ 素材はテレビシリーズ『仮面ライダー』のものを使用。
  5. ^ ノンクレジット。
  6. ^ フライヤーなどには手代として記載。
  7. ^ 遺作。

出典[編集]

  1. ^ 「大塚周夫との思い出」 音響演出家・佐藤敏夫 インタビュー” (2018年8月2日). 2023年7月20日閲覧。
  2. ^ a b c ゴジラ大百科 1993, p. 119, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
  3. ^ (1)『'96年版 日本タレント名鑑』(VIPタイムズ社,1996)、(2)『現代物故者辞典』(日外アソシエーツ,1997.3)、(3)『芸能人物事典 明治大正昭和』(日外アソシエーツ,1998.11)、(4)『新撰芸能人物事典 明治~平成』(日外アソシエーツ,2010.11)
  4. ^ (1)『日本映画俳優全集 男優編』(キネマ旬報社,1979.10)、(2)『日本芸能人名事典』(三省堂,1995.7)、(3)『日本映画人名事典 男優篇<上巻>』(キネマ旬報社,1996.10)、(4)『「西部警察」写真集 男たちよ 永遠に』(石原プロモーション,1999.3)、(5)『新訂増補人物レファレンス事典 昭和(戦後)平成編あ~す』(日外アソシエーツ,2003.6)
  5. ^ a b c d e f g h i j k 仮面ライダー怪人大画報 2016, p. 188, 「仮面ライダー スタッフ・キャスト人名録 2016年版」
  6. ^ a b 『日本タレント名鑑'94』VIPタイムズ社、1994年、139頁。 
  7. ^ a b 『声優事典』(第2版)キネマ旬報社、1996年、114頁。ISBN 4-87376-160-3 
  8. ^ a b c d e 『新劇便覧』テアトロ、1965年、267頁。 
  9. ^ a b c 「追悼 小林昭二さん」『宇宙船』Vol.78 1996年秋季号、朝日ソノラマ、1996年、43頁。 
  10. ^ a b 京本 1992, p. 89.
  11. ^ 桜井浩子『ウルトラマン創世記』小学館、2003年、137頁。ISBN 4-09-387464-6 
  12. ^ 『特番 なんたってウルトラマン』(読売テレビ、1988年7月9日放送)
  13. ^ a b 京本 1992, p. 88.
  14. ^ 仮面ライダー大全集 1986, p. 133, 「仮面ライダーは、こうして誕生した」.
  15. ^ 講談社 編「INTERVIEW 佐々木剛」『仮面ライダー1971-1984 秘蔵写真と初公開資料で蘇る昭和ライダー10人』講談社、2014年11月20日、97頁。ISBN 978-4-06-218566-0 
  16. ^ 佐々木剛『一文字隼人 仮面ライダー2号伝説』白夜書房、1998年、162-164頁。ISBN 4-89367-570-2 
  17. ^ 岡謙二 著、ソニー・マガジンズ 編『不滅のヒーロー 仮面ライダー伝説』ソニー・マガジンズ、1999年、66頁。ISBN 4-7897-1338-5 
  18. ^ 『オフィシャルファイルマガジン 仮面ライダーVol.7』(講談社)[要ページ番号]
  19. ^ a b 村枝賢一仮面ライダーSPIRITS』 16巻、講談社、2009年4月23日、184頁。ISBN 978-4-06-349426-6 
  20. ^ a b 仮面ライダー大全集 1986, p. 149, 「仮面ライダー[スカイライダー]」
  21. ^ 平山亨「仮面ライダー名人列伝 其の五 演技の名人たち」『仮面ライダー名人列伝 子供番組に奇蹟を生んだ男たち』風塵社、1998年1月20日、201-202頁。ISBN 4-938733-42-0 
  22. ^ 『宇宙船』Vol.129(ホビージャパン・2010年夏号)特別付録『Archives Special 仮面ライダー(新)&仮面ライダースーパー1』31頁
  23. ^ 京本 1992, p. 91.
  24. ^ 「とり・みきの映画吹替王」14ページ
  25. ^ 「キャストインタビュー 佐々木勝彦」『ゴジラVSキングギドラ コンプリーション』ホビージャパン、2020年3月31日、14頁。ISBN 978-4-7986-2176-0 
  26. ^ 吹替の帝王 コラム(2012年11月におけるアーカイブ)”. 2023年9月24日閲覧。
  27. ^ 藤岡弘、が43年ぶりに「変身トォーッ!」 映画「仮面ライダー1号」に主演 初代世代へ「失望させてはいけない」(1/3ページ)”. 産経ニュース (2016年3月22日). 2016年3月24日閲覧。
  28. ^ “劇映画 「さようなら,おんぼろアン」 ~アメリカCBS制作~”. https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A197509132000001300100 2023年12月11日閲覧。 
  29. ^ マネーチェンジャーズ 銀行王国NHKアーカイブス”. NHK. 2023年11月12日閲覧。
  30. ^ 海外ドラマ「悲劇の大統領リンカーン」(1)”. 2024年2月29日閲覧。
  31. ^ ミュンヘンへの道 - メディア芸術データベース
  32. ^ 雲のように風のように”. スタジオぴえろ 公式サイト. ぴえろ. 2023年4月12日閲覧。
  33. ^ DVD『帰ってきたウルトラマン』VOL.4(2003年、デジタルウルトラシリーズ)封入特典「MAT隊員手帳」での元TBSプロデューサー・橋本洋二による解説より。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]