小川英光
小川 英光（おがわ ひでみつ、1942年 - ）は、日本の情報工学者。東京工業大学名誉教授。元電子情報通信学会情報・システムソサイエティ会長。
人物・経歴[編集]
1960年広島県立府中高等学校卒業[1][2]。1965年東京工業大学理工学部電子工学科卒業[3]、通商産業省工業技術院電子技術総合研究所入所。1972年東京工業大学電気工学科助手[4][5]。1977年東京工業大学より論文博士として工学博士の学位を取得[6]。飯島泰蔵に師事[7]。
1978年東京工業大学情報工学科助教授[4]。1984年ヘルシンキ工科大学客員教授[8]。1987年東京工業大学情報工学科教授[4]。2001年東京工業大学大学院情報理工学研究科長[9]。研究室の指導学生に杉山将東京大学教授や[10]、平林晃衆議院議員など[11]。
2001年視聴覚情報研究会会長。2002年電子情報通信学会情報・システムソサイエティ会長[5]。2005年東京工業大学名誉教授、東レエンジニアリング非常勤顧問。2007年東京福祉大学教育学部教育学科教授[4]。
著作[編集]
著書[編集]
- 『パターン認識・理解の新たな展開 : 挑戦すべき課題』（編著）電子情報通信学会 1994年
- 『工学系の関数解析』森北出版 2010年
- 『擬似双直交性理論 : 信号・画像処理および機械学習への応用』東京大学出版会 2020年
訳書[編集]
受賞歴[編集]
- 電子通信学会論文賞受賞 1976[5]
- 電子通信学会論文賞受賞 1985[5]
- 手島工業教育資金団研究論文賞 1987[5]
- 電子情報通信学会論文賞 1990[5]
- 電子情報通信学会米沢ファウンダーズ・メダル受賞記念特別賞 1993[5]
- 電子情報通信学会論文賞 1993[5]
- 電子情報通信学会論文賞 1994[5]
- ラッペーンランタ大学名誉博士 1994[5]
- 電子情報通信学会フェロー 2000[5]
- 計測自動制御学会技術賞 2001[5]
脚注[編集]
- ^ 東京支部会報第7号
- ^ 『創立100周年記念誌(DVD)』について 広島県立府中高等学校同窓会
- ^ 小川 英光 オガワ ヒデミツ (Hidemitsu Ogawa) researchmap
- ^ a b c d 工学系の関数解析紀伊國屋書店
- ^ a b c d e f g h i j k l 小川 英光 オガワ ヒデミツ (Hidemitsu Ogawa) researchmap
- ^ 小川英光, 「線形空間回路網に関する理論的研究」 東京工業大学 博士論文, 乙第734号, 1977年, NAID 500000307216
- ^ モノづくりの天才のお言葉中部大学
- ^ 小川英光 プロフィール HMV&BOOKS online
- ^ 小川英光 東京福祉大学 教育学部 教授 一般社団法人 次世代センサ協議会
- ^ トップレベルの環境で、国家の10年計画を実現する〜杉山将・革新知能統合研究センター長Top Researchers最先端研究を、すべての人に。
- ^ 東京工業大学小川英光名誉教授公明新聞中国版2021年5月23日
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