寅稲荷古墳

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寅稲荷古墳
所属 四十塚古墳群
所在地 埼玉県深谷市岡字二ノ丸
位置 北緯36度13分10.4秒 東経139度13分51.4秒 / 北緯36.219556度 東経139.230944度 / 36.219556; 139.230944座標: 北緯36度13分10.4秒 東経139度13分51.4秒 / 北緯36.219556度 東経139.230944度 / 36.219556; 139.230944
形状 前方後円墳
規模 全長51m
出土品 埴輪
築造時期 6世紀末
史跡 昭和54年指定
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寅稲荷古墳(とらいなりこふん)は、埼玉県深谷市四十塚古墳群内にある前方後円墳である。

規模は、

  • 墳丘長51メートル
  • 後円部径26メートル・高さ3.0メートル
  • 前方部幅34メートル・高さ3.5メートル

古墳群中最大の前方後円墳で、前方部を西に向けている。後円部から前方部にかけ寅稲荷神社が鎮座しており、墳頂部は平らになっている。1979年(昭和54年)に岡部町(当時)指定史跡に指定された。1981年(昭和56年)に周溝の発掘調査が行われ、埴輪片が出土している。1986年(昭和61年)と1994年(平成6年)にも調査が行われ、形象埴輪片(人物、馬、家)が発掘されている。

参考文献[編集]

  • 塩野博 『埼玉の古墳 大里』 さきたま出版会 2004年

関連項目[編集]