安藤慶明

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安藤 慶明(あんどう よしあき)は日本文部科学官僚東京大学政策ビジョン研究センター特任教授、国立大学法人東京大学総長特任補佐。

人物・経歴[編集]

1986年一橋大学法学部卒業、科学技術庁(現文部科学省)入庁。科学技術基本計画の策定や、研究成果展開事業、世界トップレベル国際研究拠点形成促進プログラム等の企画・推進に携わる。また、理化学研究所で、スーパーコンピュータの研究体制立上げにあたった[1]初等中等教育局参事官などとして教育行政も行い、特別支援教育職業教育情報教育などの政策等を担当した[1][2]

1998年から2001年まで外務省在カナダ日本国大使館一等書記官[1]産業技術総合研究所知能システム研究部門研究員等を経て[3]、2008年科学技術振興機構経営企画部長[4][5]。2012年文部科学省研究振興局基礎研究振興課長[5][6]

2014年研究振興局振興企画課長[7]。同年文部科学省大臣官房審議官(研究振興局担当)[8][1]。2015年科学技術振興機構総括担当理事[5][4]。2017年に退任後、東京大学政策ビジョン研究センター特任教授[1]、国立大学法人東京大学総長特任補佐[9]、国立大学法人京都大学経営協議会委員、防災科学技術研究所理事を経て[10]、2023年高輝度光科学研究センター常務理事[11]

著作[編集]

  • 「今後の特別支援教育の在り方について(中間まとめ)」週刊教育資料 / 日本教育新聞社 編 (779) (通号 909) 2002年
  • 「今後の特別支援教育の在り方について(最終まとめ)」週刊教育資料 / 日本教育新聞社 編 (798) (通号 928) 2003年
  • 「これからの学校に求められる教育の情報化」初等教育資料 / 文部科学省教育課程課・幼児教育課 編 (827) 2007年
  • 「今,工業高校にとって大切なとき」工業教育資料 / 実教出版株式会社 編 (通号 320) 2008年

脚注[編集]