宇佐見隆男

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宇佐見隆男(うさみたかお)は、日本裁判官

人物[編集]

東京大学法学部卒業。福岡地方裁判所東京地方裁判所広島高等裁判所などを歴任。専門は商法民事訴訟法で、法務省(出向)時代に「実務相談 株式会社法」を設立させる。定年を待たずに退官し、公証人を70歳まで勤める。平成24年5月他界し、天皇陛下より正四位を授けられる。

経歴[編集]

  • 1938年 : 千葉県生まれ 千葉大学教育学部附属小学校・中学校を経て、県立千葉高校に進学。
  • 1961年 : 東京大学法学部卒業(司法試験、国家一種試験合格)
  • 1962年4月-1964年3月 農林省
  • 1964年4月 - 1966年3月 : 司法修習(18期)後、二回試験1位の為、初任は最高裁判所事務総局民事局
  • 1972年 : 福岡地方裁判所判事補
  • 1975年-1986年: 法務省民事局に出向。参事官を経て、民事局第二課長。
  • 1975年-:司法試験委員を務める
  • 1986年 : 東京高等裁判所判事、広島高等裁判所判事、東京地方裁判所八王子支部裁判長、埼玉地方裁判所川越支部裁判長を歴任
  • 1996年 : 藤沢公証役場公証人(2008年退職)