大銀座落語祭

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大銀座落語祭(だいぎんざらくごさい)とは、2004年から2008年まで東京都中央区銀座界隈で開催された落語会。主催は六人の会(春風亭小朝、笑福亭鶴瓶、林家正蔵(旧・林家こぶ平)、立川志の輔、春風亭昇太、柳家花緑)。

東西の所属団体、事務所関係なく、大勢の落語家が出演した。また色物のショーも開催された。

銀座の街路には「大銀座落語祭」の垂れ幕がかかり、総観客数は主催者発表で35000人(2006年)[1]

2009年は宮崎大落語祭に継承されたが、一回のみで終了した。

出演者[編集]

2005年[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 松田健次 著、田村直規 編『落語ファン倶楽部 vol.3「落語界のできごと2006」』白夜書房、2007年2月7日、125頁。 

外部リンク[編集]

参考資料[編集]

  • 春風亭小朝「胎動する落語」ISBN 4835616391(2006年3月、ぴあ)第2章「大銀座落語祭」(p140~p144)
  • 広瀬和生「21世紀落語史 すべては志ん朝の死から始まった」ISBN 9784334044558(2020年1月、光文社新書)第3章「小朝が動いた - 2003年「六人の会」旗揚げ」(53p~83p)
  • 堀井憲一郎 「ホリイの〈大銀座落語祭〉レポート!」(東京かわら版 平成18年(2006年)9月号、p14~15)、この年の全6会場の正確な位置関係と所要時間を示した手描き地図を掲載(地図作成:丸岡巧)。
  • 「今年でラスト」春風亭小朝、笑福亭鶴瓶ら人気落語家がその胸中を語る(2008年7月2日、ぴあ、取材・文:佐藤さくら