大邱広域市地下鉄公社1000系電車

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大邱広域市地下鉄公社1000系電車
111編成
基本情報
製造所 韓進重工業
主要諸元
編成 6
軌間 1,435 mm
最高運転速度 80 km/h
設計最高速度 100 km/h
起動加速度 3.0 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
全長 18,000mm mm
全幅 2,750 mm
主電動機出力 250kw
駆動方式 WNドライブ
制御装置 シーメンスGTO-VVVF
タウォンシスIGBT-VVVF
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1000系電車(1000けいでんしゃ)は、1997年11月26日の開業に併せて営業運転を開始した大邱交通公社(旧大邱広域市地下鉄公社、大邱都市鉄道公社1号線通勤形電車である。

概要[編集]

1996年~1997年に落成。すべての車両が韓進重工業で製造された。

2003年2月18日に起きた中央路駅での放火事件を受け、1000系電車はもちろん韓国の地下鉄車両すべてに不燃化工事が施工された。この事件の影響で2編成が廃車となったが、被災車両のうち3両が大邱市内にある「大邱市民安全テーマパーク」に保存されている。

編成別 搭載VVVF[編集]

シーメンスGTO-VVVF
102~108, 110~117, 119~123, 125~129, 131~135編成

2017年に101編成がタウォンシス製IGBT-VVVFに機器更新されたのを皮切りに、以下の編成にも機器更新が施工された。

タウォンシスIGBT-VVVF
101, 109, 124, 136編成

編成[編集]

現在は、6両で1編成で運行されている通勤形電車であり、今後8両化される。[1]

客車番号 搭載された電装品
11XX Tc1
12XX M1
14XX T1
16XX M1
17XX M2
18XX Tc2

脚注[編集]

関連項目[編集]