坪田一男
坪田 一男(つぼた かずお、1955年5月15日 - )は、日本の医学者。慶應義塾大学名誉教授。日本抗加齢医学会理事長。
略歴[編集]
- 1955年 - 東京都生まれ[1]
- 1971年 - 慶應義塾普通部卒業
- 1974年 - 慶應義塾高等学校卒業
- 1980年 - 慶應義塾大学医学部(※内部推薦ではなく一般入試で合格[2])卒業、医師免許取得、米国ECFMG合格、慶應義塾大学医学部眼科学教室入局(主任:植村恭夫教授)
- 1983年 - 国立栃木病院(現国立病院機構栃木病院)眼科医長
- 1985年 - 厚生省臨床研修指導医留学生としてハーバード大学留学
- 1985年 - 米国マサチューセッツ州医師免許取得
- 1987年 - ハーバード大学角膜クリニカルフェローシップ卒業、帰国後再び国立栃木病院眼科医長
- 1988年 - 厚生省修練指導医認定
- 1989年 - 慶應義塾大学より医学博士授与、日本眼科学会専門医認定
- 1990年 - 東京歯科大学眼科助教授 慶應義塾大学眼科講師(現在まで)
- 1992年 - 東京医科歯科大学難治疾患研究所非常勤講師(1996年9月まで)
- 1993年 - 旭川医科大学医学部非常勤講師(現在まで)
- 1995年 - ハーバード大学訪問教授(Invited by Prof.Wayne Streilein)
- 1998年 - 東京歯科大学眼科教授、東京歯科大学市川総合病院眼科部長、メルボルン大学訪問教授 (Invited by Prof.Huh Taylor)
- 2004年 - 慶應義塾大学医学部眼科教授、東京歯科大学眼科客員教授
受賞歴[編集]
- 1988年4月 - 日本眼科医会学術奨励賞
- 1991年4月 - 興和財団研究助成賞
- 1992年4月 - 上原研究財団研究奨励賞
- 1993年9月 - Honor Award、American Academy of Ophthalmology
- 1998年12月 - 慶應義塾大学医学研究奨励事業:坂口基金奨励研究賞
- 2000年11月 - The first Claes Dohlman Award、Tear Film and Ocular Surface Society
著書[編集]
単著[編集]
- 「ドライアイ―あなたの目、乾いていませんか」日本評論社、1991年
- 「アイバンク―ここまで進んだ角膜移植」日本評論社、1992年
- 「白内障を治す―ここまで進んだ眼内レンズ」日本評論社、1992年
- 「目の疲れをとるドライアイクリニック」日本実業出版社、1992年
- 「コンタクトレンズ―さわやかで安全な使い方」日本評論社、1993年
- 「レーザー近視手術―メガネなしでもこんなに見える」日本評論社、1994年
- 「あなたは大丈夫?目の成人病」朝日新聞、1994年
- 「眼の健康の科学―テクノストレスの予防から角膜移植まで」講談社、1995年
- 「近視を治す―正しい検眼から最新の矯正手術まで 」講談社、1996年
- 「白内障を治す―ここまで進んだ眼内レンズ」日本評論社、1996年
- 「ドライアイ<Version2>あなたの目、乾いていませんか?」日本評論社、1997年
- 「アイバンクへの挑戦」中央公論社、1997年
- 「「朝」を変えれば人生が三倍楽しくなる」ごま書房、1998年
- 「「もう一度学びたい人」の勉強ガイド―社会人のための大学合格戦略」ごま情報センター、1999年
- 「ごきげんな視力―「よく見える」と脳の曇りもとれる」ごま情報センター、1999年
- 「体から入る人生の成功術―21世紀、健康の概念は変わる」芳賀書房、2000年
- 「移植医療の最新科学―見えてきた可能性と限界」講談社、2000年
- 「理系人間のための人生戦略―リフレーミングの発想」講談社、2000年
- 「社会人のための大学合格戦略―もう一度学びたい人の勉強ガイド」ごま書房、2000年
- 「近視は新技術(レーシック)で20分で治る!」サンマーク出版、2000年
- 「「ごきげん」だから、うまくいく!」サンマーク出版、2000年
- 「眼科医療最前線―近視、乱視、老眼、眼精疲労はここまで回復する」双葉社、2001年
- 「100歳まで生きる!「不老!」の方法」宝島社、2001年
- 「ベストじゃなければ意味がない!―最高のアイバンクの実現に奮闘する角膜専門医の記録」芳賀書房、2001年
- 「最新長寿医学がみつけた「老い」に勝つ!10の秘訣」宝島社、2004年
- 「老眼をあきらめるな!―目からはじめる不老の医学」日本評論社、2004年
- 「「不老!」の方法―みんなの若返り大作戦」宝島社、2005年
- 「幸せと運を呼ぶ 最強の快眠術」ゴマブックス、2006年
- 「ごきげんナースとごきげんドクター―僕たちのごきげんが医療を変える!」メディカ出版、2006年
- 「理系のための楽しい研究生活」医歯薬出版、2007年
- 「老けるな!―脳と体を若返らせる68の方法」幻冬舎、2007年
- 「涙のチカラ ~涙は7マイクロリットルの海」技術評論社、2008年
- 「理系のための人生設計ガイド」講談社、2008年
- 「長寿遺伝子を鍛える―カロリーリストリクションのすすめ」新潮社、2008年
- 「10秒間まばたきせずにいられますか―ドライアイの最新治療とアンチエイジングアプローチ」日本評論社、2008年
- 「不可能を可能にする視力再生の科学」PHP研究所、2010年
- 「細胞からキレイになる 遺伝子ダイエット」マガジンハウス、2010年
共著[編集]
- 植村恭夫・真島行彦「スペキュラーマイクロスコピー」南山堂、1990年
- 伊藤守「今日を“ごきげん”に生きる方法」大和書房、1995年
- 伊藤守「“ごきげん”な自分になれる本」大和書房、2000年
- 中谷彰宏「100歳まで元気に生きるために今できる43の方法」ダイヤモンド社、2001年
- David A. Sullivan,Michael E. Stern,Darlene A. Dartt,Rose M. Sullivan,B. Britt Bromberg「Lacrimal Gland,Tear Film,and Dry Eye Syndromes 3」Springer, 2003年
- Brian S. Boxer Wachler, Dimitri T. Azar, Douglas D. Koch「Hyperopia and Presbyopia」Marcel Dekker Inc, 2003年
編著[編集]
- 「新 眼科レジデント・戦略ガイド―君はどのような眼科医をめざすか」診断と治療社、2010年
翻訳書[編集]
- Terry Grossman「最先端のアンチ・エイジング医学」ディスカヴァー・トゥエンティワン、2004年
- Jay H. Krachmer「角膜アトラス 原著第2版」エルゼビア・ジャパン、2008年
脚注[編集]
- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.376
- ^ “21年1月号 子育てインタビュー:インタビュー|受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ”. www.sapia.jp. 2021年10月23日閲覧。