国見駅 (宮城県)
国見駅 | |
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駅出入口(2023年9月) | |
くにみ Kunimi | |
◄東北福祉大前 (1.1 km) (1.5 km) 葛岡► | |
所在地 | 仙台市青葉区荒巻字西雷神12-3 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■仙山線 |
キロ程 | 8.6 km(仙台起点) |
電報略号 | クミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
2,829人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1984年(昭和59年)2月1日[1] |
備考 |
国見駅(くにみえき)は、宮城県仙台市青葉区荒巻字西雷神(にしらいじん)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙山線の駅である[1]。
歴史[編集]
- 1984年(昭和59年)2月1日:北山駅と同時に新設[1](無人駅[2])。
- 1986年(昭和61年)10月15日:乗車駅証明書発行機設置[3]。
- 1987年(昭和62年)
- 1997年(平成9年)3月22日:上りホームを増設し、使用開始[5]。
- 2002年(平成14年):駅舎が北側に移転、マルス端末設置。旧駅舎(南側)は改築し、トイレとなった。
- 2003年(平成15年)
- 2005年(平成17年)3月28日:快速列車が停車するようになり、全列車が停車となった。
- 2006年(平成18年)12月15日:管理駅が北仙台駅から愛子駅に変更。
- 2013年(平成25年)4月1日:直営駅(愛子駅所属国見駅在勤)から業務委託駅(JR東日本東北総合サービス)となる。
- 2020年(令和2年)10月1日:愛子駅業務委託化に伴い、仙台地区センター管理下となる。
- 2021年(令和3年)9月30日:みどりの窓口営業終了[7]。
駅構造[編集]
単式ホーム2面2線を有する地上駅で、駅舎は北側にある[1]。北側から見てホーム、線路、ホーム、線路の順に並ぶ構造となっている。北側の線路は両方のホームに接しているが、北側ホームのみで旅客扱いを行う。南のホームは、北側に柵が設置されており、南側の線路の列車が使用する。北側(駅舎側)ホームが1番線、南側ホームが2番線とされている。
開業当初は単式ホーム1面1線を有する構造であったが、その後の仙山線輸送量増加に伴い、密度の高い列車ダイヤを組むため島式ホーム1面2線を有する構造に改められた。しかし、1990年代中頃に、元々あった高校に加えて専門学校や大学が駅周辺に進出し利用者数が急増すると、幅の狭い既存のホームで乗客を捌くことが難しくなって行った。特に朝のラッシュ時には、下り列車から降りた学生と、上り列車入線を待つ通勤客とで、ホームが溢れ返ると言う危険な状態も発生した。そのため1997年に線路を挟んだ既存ホーム向かい側に単式ホーム1面を増設、上記の構造に改められることとなり、ホーム混雑は幾分緩和された。
駅舎については、当初は用地確保のため線路南側に設置されていた[1]。しかし、駅周辺にある学校は全て北側にあり、駅舎から学校に向かうには踏切を渡らねばならなかった。このため、遮断機の下りた踏切に侵入したり、駅舎を経由せずに乗車する利用者が発生していたので、2002年に駅舎を北側に移転した。旧駅舎は改築され、トイレとして利用されている[1]。この名残でトイレを利用するだけの構内踏切がある[1]。
仙台地区センター管理の業務委託駅(JR東日本東北総合サービス受託)。自動改札機、自動券売機が設置されている。改札口からホームまでは、スロープとなっている。
JR特定都区市内制度における「仙台市内」の駅である。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■仙山線 | 上り | 仙台方面 |
2 | 下り | 愛子・作並・山寺・山形方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 1・2番線共仙台・羽前千歳方に場内・出発信号機が備えられている。過去には2番線に上り列車が停車し、1番線を下り列車が通過・停車する設定も成されていた[8]。
-
改札口(2023年9月)
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ホーム(2023年9月)
-
構内踏切(2023年9月)
利用状況[編集]
JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は2,829人である[利用客数 1]。
1999年度(平成11年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
1999年(平成11年) | 4,432 | |
2000年(平成12年) | 4,390 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 4,338 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 4,544 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 4,746 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 4,723 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 4,306 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 4,102 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 3,908 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 3,759 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 3,510 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 3,509 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 3,472 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 3,637 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 3,661 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 3,463 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 3,465 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 3,384 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 3,238 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 3,227 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 3,172 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)2,376 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)2,549 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)2,829 | [利用客数 1] |
- 1日平均乗車人員(単位:人/日)
駅周辺[編集]
駅の北側と東側は住宅地であり、南側と西側は雑木林となっている。八幡方面へは急勾配の唸坂を下って行く。
- 東北文化学園大学
- 仙台市立仙台高等学校
- 国見スポーツ広場:旧仙台女子商業高等学校の山雷神校地跡。
- 国見浄水場
- 仙台市営バス「西雷神」停留所
隣の駅[編集]
脚注[編集]
記事本文[編集]
- ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 23号 盛岡駅・平泉駅・山寺駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年1月20日、25頁。
- ^ “「通報」●仙山線北山駅ほか1駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年12月24日)
- ^ “乗車駅証明書発行機を設置”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1986年10月16日)
- ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、474頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 鉄道ピクトリアル 1997年7月号 81頁
- ^ 『2003年10月26日(日)仙台エリアSuica(スイカ)デビュー!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2003年8月21日。 オリジナルの2020年5月26日時点におけるアーカイブ 。2020年5月26日閲覧。
- ^ “駅の情報(国見駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2021年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月14日閲覧。
- ^ 『鉄道ピクトリアル』第48巻第3号、電気車研究会、1998年3月、90頁。
利用状況[編集]
- ^ a b “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月11日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 駅の情報(国見駅):JR東日本