友だちの話

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

友だちの話』(ともだちのはなし)は、河原和音原作、山川あいじ作画による日本漫画作品。

2009年から2010年にかけて、集英社の『デラックスマーガレット』及び同誌のリニューアル誌『別冊マーガレットsister』に全3話が掲載された。単行本全1巻。同時収録されている「その彼、調べます」も河原と山川の合作である。

あらすじ[編集]

平凡な外見で気弱な英子と、美少女で何でもはっきり物を言うもえは全くタイプが違うけれど、強い絆で結ばれている親友同士だった。これまで幾度となく男子に告白されてきたもえは、その度に「もえより英子を大事にしてくれるなら」と条件を突きつけていた。ほとんどの男子が理解出来なかったり、尻込みし去っていったが、ついに条件を満たす男子が現れる。もえの要望で、下校もデートも3人という状況が続き、英子は2人きりにしようと気を遣うが……。

登場人物[編集]

坂本 英子(さかもと えいこ)
平凡な容姿の高校生。自分が悪くないのに先に謝ってしまったり、押しに弱く何かを頼まれると断ることができない、気弱で優柔不断な性格。
もえ
誰もが振り返る美少女。スタイルも良い。何でもはっきりと言う性格が災いし、これまで親友と呼べる友だちができなかったが、同じクラスになった英子に初めて性格を羨ましがられ、親友同士になった。
土田(つちだ)
もえに告白した男子。もえが出した「もえより英子を大事にする」という条件を快諾するが、結局別れてしまう。
鳴神(なるがみ)
土田の親友。土田の恋愛が上手くいかなかったのはわがままなもえと、それに逆らえない気弱な英子のせいと考え、英子に嫌がらせをする。

書誌情報[編集]

  • 原作:河原和音、作画:山川あいじ 『友だちの話』 集英社マーガレットコミックス〉 全1巻
    1. 2010年10月25日発売[1]ISBN 978-4-08-846586-9

脚注[編集]

  1. ^ 【10月25日付】本日発売の単行本リスト”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2010年10月25日). 2023年2月26日閲覧。
  2. ^ 別マ3月号、神尾葉子新連載。ヒロインはBL妄想女子”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2010年2月13日). 2023年2月26日閲覧。

外部リンク[編集]