印度カリー子

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いんど カリーこ

印度 カリー子
生誕 (1996-11-09) 1996年11月9日（27歳）
日本の旗 日本・宮城県仙台市
出身校 早稲田大学先進理工学部
東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程
公式サイト 公式ウェブサイト
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印度 カリー子（いんど カリーこ、1996年11月9日[1] - ）は、日本のスパイス料理研究家[2]、タレント[3]。株式会社香林館代表取締役[4]。「印度カリー子のスパイスショップ」代表[5]。JAPAN MENSA会員[6]。

経歴[編集]

宮城県仙台市出身[7]。宮城県仙台第二高等学校を卒業後[8]、早稲田大学先進理工学部に入学する[9]。大学進学を機に上京し、大学では物理学を専攻していたが、大学1年の春にインドカレー好きな姉のためにスパイスカレーを作ったのを切っ掛けに、スパイスの魅力にはまる[10][11]。大学2年のときから「印度カリー子」と名乗り、ブログでレシピの投稿を開始、並行してスパイスセットの企画を進め、大学3年のときにネット販売したところ300個が完売した[10]。

2017年10月22日放送のテレビ東京『車あるんですけど…?』でテレビに初出演[12]。2018年11月14日放送の『沼にハマってきいてみた』に出演[13]。

2019年、東京大学の大学院に進学する[14]。2019年10月、スパイスショップの運営を行う株式会社香林館を設立し、代表取締役に就任する[15][16]。本来は大学院修了後に設立するつもりだったが、スパイスセットが製造元の「はらから福祉会」のある宮城県柴田町のふるさと納税の返礼品に選ばれたことや、社会的責任の観点から在学中の法人立ち上げとなった[17]。2020年7月には「謎のスパイス東大院生！印度カリー子」として『ヒルナンデス』にテレビ出演する[18]。

2021年3月に東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程を修了する[17]。2022年1月よりNHK総合（東北地方）にてテレビ番組『印度カリー子の"みち"との遭遇』を担当[19]。2022年8月、ハウス食品より「印度カリー子監修スパイスカレーベース」が発売される[20]。2023年9月、東北大学が川渡（かわたび）フィールドセンターの農畜産物を活用した商品を開発、印度カリー子がレトルトの「川渡カレー」を監修した[21][22]。

2024年1月22日の「カレーの日」に、高校時代の旧友と入籍し結婚したことを発表した[23]。2024年4月22日には芸能事務所「ツインプラネット」に所属したことが発表された[24]。

受賞[編集]

著書[編集]

  • 『おもくない!ふとらない!スパイスとカレー入門』 スタンダーズ・プレス、2019年3月、ISBN 978-4866363608
  • 『ひとりぶんのスパイスカレー』 山と溪谷社、2019年6月、ISBN 978-4635450348
  • 『スパイスのまほう : ちょい足しレシピで、いつもの料理が変わる! : 6つのスパイス活用術』 AZZAMI クリエイティブディレクション、秀和システム、2019年7月、ISBN 978-4798059358
  • 『おいしくやせる!簡単スパイスカレー』 青春出版社、2020年2月、ISBN 978-4413113175
  • 『フライパンひとつでスパイスカレー』 ぴあ、2020年3月、ISBN 978-4835639628
  • 『心とからだを元気にするお助けスパイスカレー』 家の光協会、2020年6月、ISBN 978-4259566579
  • 『印度カリー子のスパイスカレー教室 : もっと美味しく、もっとディープに4つのスパイステクニックで作る本格カレー』 誠文堂新光社、2020年7月、ISBN 978-4416620328
  • 『一肉一菜スパイス弁当 = SPICE BENTO : 毎日食べたいおかずと、冷めてもおいしいカレー』 世界文化社、2021年2月、ISBN 978-4418203215
  • 『ひとりぶんのレンチンスパイスカレー』 山と溪谷社、2021年7月、ISBN 978-4635450492
  • 『満足感ハンパない やせるスパイスごはん』 KADOKAWA、2021年9月、ISBN 978-4048969796
  • 『印度カリー子のスパイススープ めぐる、ととのう、きれいになる』 世界文化社、2021年11月、ISBN 978-4418213214
  • 『ひとりぶんのスパイスお菓子』 山と溪谷社、2022年5月、ISBN 978-4635450614
  • 『圧力鍋で作る印度カリー子のスパイスカレー教室 : 素材のうま味をぎゅっと凝縮　スパイスの香り引き立つ絶品カレー』 誠文堂新光社、2022年6月、ISBN 978-4416522790
  • 『レンチンですぐ作れる やせるスパイスごはん』 KADOKAWA、2022年9月、ISBN 978-4048974325
  • 『スパイスカレー沼にハマってみない？ 毎日作り続けて気づいたもっとおいしくなるコツ』 家の光協会、2023年8月、ISBN 978-425956769-9

監修書[編集]

  • 『私でもスパイスカレー作れました!』 こいしゆうか 漫画、印度カリー子 先生、サンクチュアリ出版〈sanctuary books〉、2019年6月、ISBN 978-4801400665
  • 『Foodcouture : 世界で最も美しいおもてなしレシピ』 町田智也 著、印度カリー子 スパイス監修、秀和システム、2019年11月、ISBN 978-4798060620
  • 『スパイスカレーの教科書 』 印度カリー子 監修、宝島社〈TJ MOOK〉、2021年7月、ISBN 978-4299018090
  • 『ピリピリとビリビリ』 西倉新久 漫画、印度カリー子 スパイス監修、文藝春秋、2022年4月、ISBN 978-4160901186

テレビ出演[編集]

ほか多数。

脚注[編集]

  1. ^ 2021年11月9日午後0:12のツイートより. 2021年11月11日閲覧
  2. ^ “印度カリー子さん直伝!　はじめてのスパイスカレー♪”. NHK. 2021年11月11日閲覧。
  3. ^ “印度カリー子　スパイスの尽きない魅力”. 中央公論.jp (2023年8月28日). 2023年11月12日閲覧。
  4. ^ “「来年、爆発的なブームが来る」現役東大院生の印度カリー子さんが、スパイスカレーに賭ける理由”. 文春オンライン (2019年10月21日). 2021年11月11日閲覧。
  5. ^ “人生を変えてくれた「スパイスカレー」を日本の家庭料理に!/印度カリー子”. サンクチュアリ出版 (2019年6月30日). 2021年11月11日閲覧。
  6. ^ “東大院生のスパイス料理研究家・印度カリー子さんに3種類のスパイスだけで作る「スパイスカレー」を教わった”. リクルート (2019年9月18日). 2021年11月11日閲覧。
  7. ^ “印度カリー子さんもにっこり！　これまでにない「トマたまカレーうどん」とは？”. プレジデント社 (2021年9月3日). 2021年11月12日閲覧。
  8. ^ “第70回北陵祭”. 宮城県仙台第二高等学校 同窓会公式サイト (2018年9月12日). 2022年3月22日閲覧。
  9. ^ “追跡！Dreamerたちの今”. エンタク！ (2017年). 2023年6月8日閲覧。
  10. ^ a b “「スパイスカレーはおみそ汁」組み合わせで広がる奥深さ”. 読売新聞 (2021年11月8日). 2021年11月11日閲覧。
  11. ^ “スパイス嫌いの女子大生、10代で｢印度カリー子｣になった理由”. 読売新聞 (2021年4月1日). 2021年11月11日閲覧。
  12. ^ “『印度カリー子』初のTV出演決定　美しすぎる次世代『カレー女子』のメジャーデビュー　２２日テレビ東京　必見です！”. 横須賀みんなのカレー食堂 (2017年10月18日). 2024年1月23日閲覧。
  13. ^ “沼にハマってきいてみた 「カレーマニアＶＳ究極のレトルトカレー」”. NHK (2018年11月14日). 2024年1月23日閲覧。
  14. ^ “「それまでは、超絶つまらない人間だった」普通の女子大生が起業家「印度カリー子」となるまで”. 株式会社クイック (2019年4月19日). 2021年11月11日閲覧。
  15. ^ 2019年10月1日午後6:25のツイートより. 2021年11月11日閲覧
  16. ^ “スパイスカレーを日本の家庭料理の文化に　印度カリー子さん”. 朝日新聞 (2021年7月30日). 2021年11月11日閲覧。
  17. ^ a b 豊岡昭彦 (2021年9月2日). “あの人のスマートワークが知りたい! － 第28回 印度カリー子さんに聞く　新作レシピを生み出すアイデアと原動力”. スマートワーク総研. ダイワボウ情報システム. 2023年11月13日閲覧。
  18. ^ “2020年7月 木曜放送内容”. ヒルナンデス. 2023年2月2日閲覧。
  19. ^ a b “印度カリー子の“みち”との遭遇”. NHK. 2023年2月2日閲覧。
  20. ^ “スパイスカレーの基本構成をめちゃくちゃ簡単に作れる「印度カリー子監修スパイスカレーベース」は無限の可能性を秘めたカレーの素でした”. Gigazine (2022年8月16日). 2023年2月2日閲覧。
  21. ^ “川渡カレー＆川渡ビール9月22日より発売開始”. 東北大学 (2023年9月21日). 2023年11月12日閲覧。
  22. ^ “東北大学、クラフトビールなど開発　付属農場の産品利用”. 日本経済新聞 (2023年9月21日). 2023年11月12日閲覧。
  23. ^ “印度カリー子が「カレーの日」に結婚　お相手は高校時代の旧友　NHKで冠番組＆ヒルナンデス！等で話題”. スポニチ (2024年1月23日). 2024年1月23日閲覧。
  24. ^ “印度カリー子「ツインプラネット」所属を発表「わくわくするような発信を」東大大学院修了の才女”. スポニチ (2024年4月22日). 2024年4月27日閲覧。
  25. ^ “30 UNDER 30 JAPAN 2021 日本発「世界を変える30歳未満」30人”. フォーブスジャパン. 2022年3月22日閲覧。
  26. ^ “スパイスは化学式!　印度カリー子が「新しい常識」をつくる”. フォーブスジャパン. 2021年11月11日閲覧。
  27. ^ “JCI JAPAN TOYP2022 受賞者　印度　カリー子”. JCI JAPAN TOYP | 公益社団法人日本青年会議所 (2022年12月30日). 2023年6月8日閲覧。
  28. ^ “ＴＯＹＰ２０２2各賞の受賞者の決定！！”. JCI JAPAN TOYP 2022 (2022年7月2日). 2023年6月8日閲覧。
  29. ^ “沼にハマってきいてみた 「カレーマニアＶＳ究極のレトルトカレー」”. NHK (2018年11月14日). 2024年1月23日閲覧。
  30. ^ “印度カリー子「何口食べても食べ飽きない！」　ナイルレストランの〝コラボカレー〟に太鼓判”. 東スポWEB (2021年1月22日). 2023年11月12日閲覧。
  31. ^ “〈本日放送「行列」出演で話題〉印度カリー子が味噌汁感覚で作る「スパイスカレー」とは？ レシピ公開”. AERA dot. (アエラドット) (2023年11月5日). 2023年11月12日閲覧。

外部リンク[編集]

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