千里金蘭大学短期大学部

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千里金蘭大学短期大学部[注 1]
2008年(平成20年)5月撮影
2008年平成20年)5月撮影
大学設置 1963年
創立 1908年
廃止 2012年
学校種別 私立
設置者 学校法人金蘭会学園
本部所在地 大阪府吹田市藤白台5-25-1[注釈 1]
学部 生活文化学科[注 2]
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千里金蘭大学短期大学部[注 1](せんり きんらん だいがく たんきだいがくぶ、英語: Kinran CollegeまたはSenri Kinran College[1])は、大阪府吹田市藤白台5-25-1[注釈 1]に本部を置いていた日本私立大学である。1963年に設置され、2012年に廃止された。大学の略称は金蘭短大。

概観[編集]

大学全体[編集]

教育および研究[編集]

  • 千里金蘭大学短期大学部は、生活文化学科のみ設置だった。前身の金蘭短期大学においては、生活科学科に4つの専攻課程、ほか国文学や英文学の専門教育も執り行っていた。

学風および特色[編集]

  • 千里金蘭大学短期大学部を運営する学校法人金蘭会学園の起源は、1905年明治38年)創立の金蘭会女学校。女子のみを受け入れた

沿革[編集]

基礎データ[編集]

所在地[編集]

当時の交通アクセス[編集]

象徴[編集]

  • 右記資料を参照[50]

教育および研究[編集]

組織[編集]

学科[編集]

  • 生活文化学科 入学定員100名[注 12]
過去にあった学科[編集]
  • 国文科 入学定員200名[注釈 11]
  • 英文科 入学定員200名[注釈 11]
  • 生活科学科
    • 生活学専攻 入学定員100名[注 13]→生活文化学科
    • 生活経営専攻 入学定員50名[注釈 11]
    • 栄養科学専攻 入学定員50名[注釈 12]
    • 食物科学専攻 入学定員50名[注釈 12]
  • 現代社会情報学科 入学定員100名[注 14]

専攻科[編集]

  • なし

別科[編集]

  • なし
取得資格について[編集]

資格

教職課程

附属機関[編集]

  • 生涯学習センター
  • 附属図書館
  • 情報処理教育センター

研究[編集]

  • 『金蘭短期大学研究誌』[54]
  • 『金蘭国文』[55]
  • 金蘭短期大学仏文研究室/編『フランス文学研究会報』[56]
  • 三石, 博行, 金蘭短期大学『阪神大震災での生活情報の調査・分析から生活情報の構造についての研究』[57]

学生生活[編集]

学園祭[編集]

  • 千里金蘭大学短期大学部の学園祭は、金蘭短期大学の時代から例年10月に実施

大学関係者と組織[編集]

大学関係者組織[編集]

  • 千里金蘭大学短期大学部の同窓会組織は「芳友会」と称する。これは旧来の金蘭短期大学も含まれている[58]

大学関係者一覧[編集]

大学出身者一覧[編集]

施設[編集]

キャンパス[編集]

  • 佐藤記念講堂がある

対外関係[編集]

他大学との協定[編集]

系列校[編集]

注釈[編集]

注釈グループ[編集]

  1. ^ a b 現在は、後身校の所在地となっている。
  2. ^ a b 千里金蘭大学へ実質上の統合のため、平成21年度より学生募集停止[2]
  3. ^ a b 出典[4][5]
  4. ^ a b 出典[8]
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah のみ
  6. ^ a b c 出典[11]
  7. ^ a b c d e 出典[12]
  8. ^ a b 出典[18]
  9. ^ a b c 出典[34]
  10. ^ a b c 出典[35]
  11. ^ a b c 最終募集となった2003年における体制[45]
  12. ^ a b 最終募集となった202年における体制。
  13. ^ a b c d e f 出典[52][53]

補足[編集]

  1. ^ 金蘭会短期大学金蘭短期大学含む
  2. ^ ほか学科も参照のこと。
  3. ^ 現在の文部科学省
  4. ^ 1964年度より大淀町南3-3に変更されている[9]。なお、現在は金蘭会中学校・高等学校の所在地となっている。
  5. ^ 出典[16][17]
  6. ^ 出典[22][23]
  7. ^ 出典[32][33]
  8. ^ 出典[37]。うち1回生 1,765[38]
  9. ^ 千里金蘭大学設置により平成15年度より学生募集停止[45]
  10. ^ 平成16年度より学生募集停止[46]
  11. ^ 平成19年度より学生募集停止[49]
  12. ^ 最終募集となった2008年における体制[51]
  13. ^ 最終募集となった2004年における体制[46]
  14. ^ 最終募集となった2006年における体制[48]

出典[編集]

  1. ^ 文教協会'2011, p. 209.
  2. ^ a b c 文教協会'2009.
  3. ^ 大学時報 = University current review 11(52)[(67)より。
  4. ^ 文教協会'2013.
  5. ^ 文部科学省'2013.2.25, p. 1.
  6. ^ 官報 1908年03月12日より。
  7. ^ 学校法人一覧 昭和38年版より。
  8. ^ 短期大学一覧 昭和38年度 (短期大学資料)より。
  9. ^ 短期大学一覧 昭和39年度 (短期大学資料)より。
  10. ^ 文部省'63, p. 32.
  11. ^ 短期大学一覧 昭和40年度 (短期大学資料)より。
  12. ^ 短期大学教育 (19)より。
  13. ^ 短期大学教育 (18)より。
  14. ^ 文部省'65, p. 36.
  15. ^ 短期大学教育 (20)より。
  16. ^ 短期大学一覧 昭和42年度 (短期大学資料)より。
  17. ^ 大学資料 (22)より。
  18. ^ 短期大学教育 (22)より。
  19. ^ 文部省'67, p. 40.
  20. ^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)より。
  21. ^ 短期大学教育 (28)より。
  22. ^ 短期大学一覧 昭和45年度 (短期大学資料)より。
  23. ^ 大学資料 (35)より。
  24. ^ 文部省'70, p. 43.
  25. ^ a b 文部省大学局技術教育課'1971.
  26. ^ 大学資料 (39)より。
  27. ^ 文部省'71, p. 43.
  28. ^ 文部省大学局技術教育課'1974.
  29. ^ 文部省'75, p. 50.
  30. ^ 文部省大学局技術教育課'1976.
  31. ^ 文部省'76, p. 50.
  32. ^ 文教協会'1986.
  33. ^ 大学資料 (99)より。
  34. ^ 短期大学教育 (42)より。
  35. ^ 短期大学教育 (43)より。
  36. ^ 文部省'86, p. 65.
  37. ^ 文部省'92, p. 77.
  38. ^ 旺文社'1992.9, p. 373.
  39. ^ 文教協会'1996.
  40. ^ 文部省'96, p. 84.
  41. ^ 文部省'98, p. 75.
  42. ^ 文部省'99, p. 78.
  43. ^ 文教協会'2000.
  44. ^ a b 文教協会'2002.
  45. ^ a b 文教協会'2003.
  46. ^ a b c d e 文教協会'2004.
  47. ^ a b 文教協会'2005.
  48. ^ a b c 文教協会'2006.
  49. ^ a b 文教協会'2007.
  50. ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 279.
  51. ^ 文教協会'2008.
  52. ^ 金蘭短期大学'1997.
  53. ^ 金蘭短期大学'H09.
  54. ^ 金蘭短期大学研究誌より。
  55. ^ 金蘭国文より。
  56. ^ フランス文学研究会報より。
  57. ^ 阪神大震災での生活情報の調査・分析から生活情報の構造についての研究より。
  58. ^ 金蘭会学園同窓会芳友会より。

参考文献[編集]

全国学校総覧[編集]

全国短期大学高等専門学校一覧[編集]

日本の私立短期大学[編集]

蛍雪時代[編集]

短期大学入学案内冊子[編集]

その他[編集]

関連項目[編集]

公式サイト[編集]