劇男一世風靡

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劇男一世風靡 (げきだんいっせいふうび) は、1980年代から1990年代初頭にかけ活躍した男性路上パフォーマンス集団。

概要[編集]

1983年7月25日、既に解散した「零心会」と“非・零心会”とに分裂していた劇男零心会の、“非・零心会”メンバーによって設立。代表は大戸天童、団長は平賀雅臣。主にディスコで知り合った仲間たちで結成された。

毎週日曜日、渋谷区原宿やNHK前路上にて、寸劇・踊りなどをパフォーマンスした。

劇男一世風靡からの選抜で一世風靡セピアがあった他に、アンケート調査を行っていたSTREETCLUBが存在した。最盛期には100名以上が在籍。トレードマークはズート・スーツ、赤い靴下。所属事務所は株式会社 劇男一世風靡。

1987年10月にはニューヨーク市アポロ・シアターにて海外公演[注 1]も敢行したが、1989年7月31日、渋谷公会堂公演にて在籍していたメンバーのほとんどが退団となる。

その後、新生一世風靡として森田晶が中心となり、新メンバーを募って1992年まで活動。

正団員、準団員、次生、研修生などの職制があった。

劇男員[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 東洋人初のアポロ・シアター単独公演。
  2. ^ a b c d e f g 後に派生ユニット一世風靡セピアを結成。
  3. ^ 正式なメンバーではなかったが、立ち上げに関わっていたため即ち有志メンバーであった。
  4. ^ 1988年に中途退団、その後CHA-CHAとして芸能界デビュー。
  5. ^ 後にFINAL LIGHTSを創設して代表になる。