出逢い・めぐり逢い

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出逢い・めぐり逢い
ジャンル テレビドラマ
服部佳
稲葉明子
清水曙美
演出 川俣公明
矢口久雄
出演者 池内淳子
本田博太郎
話数 27
製作
プロデューサー 石井ふく子
製作 テレパック
TBS
放送
放送チャンネルTBS系列
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1983年1月20日 - 1983年7月28日
放送時間木曜 20:00 - 20:54
放送分54分
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出逢い・めぐり逢い』(であい・めぐりあい)は、1983年1月20日から同年7月28日までTBS系列局で放送されていたテレビドラマである。テレパックTBSの共同製作。全27話。放送時間は毎週木曜 20:00 - 20:54日本標準時)。

概要[編集]

1981年放送の同じTBSのテレビドラマ『出逢い』の姉妹編[1]。三姉妹役の池内淳子小川知子中田喜子と母役の乙羽信子の他、結城美栄子杉田かおるらが役柄そのままで続投(但し小川知子は役名が変更)、岡本信人新克利佐良直美角野卓造大坂志郎らも役を変えて引き続き出演した。

舞台の中心は東京・浅草にある美容室「章美容室」[2]。こことその周りでの日常生活や人々の出会いを通し、そこに起こる負債問題、扶養問題、遺産相続不動産トラブルなどの諸問題とその解決方法をどうするか、身近な法律を中に織り込み、照らし合わせながらドラマを進行していった[3][4][1]。そのため、本作では独自に顧問弁護士を起用した[4]

本作を最後に、石井ふく子はこの枠のプロデューサーを離れた。

あらすじ[編集]

章の元に利也と由紀という二人の子供が杉浦有介に連れられて来た。杉浦が話すには、二人は章の亡き父・道之助が生前に愛人との間にもうけた子であるという。利也は認知されてはいるが由紀は手続きの遅れから認知がまだという状態であるものの、杉浦は「章には扶養の義務があるから引き取って欲しい」と章に告げる。二人の妹の摂子と勇子は関係ないという態度をとり、母の長子は夫の浮気を知って激怒する。しかしそんな声を抑えて章は二人を引き取り、物語が始まっていく[1][2]

出演[編集]

スタッフ[編集]

サブタイトル[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出
1 1983年1月20日 突然の訪問者 服部佳 川俣公明
2 1983年1月27日 恋の110番
3 1983年2月3日 幸せは歩いて来ない 稲葉明子
4 1983年2月10日 あしたのステップ 服部佳
5 1983年2月17日 ともだち 稲葉明子
6 1983年2月24日 春の約束 服部佳
7 1983年3月3日 結婚適齢期 稲葉明子
8 1983年3月10日 嘘の真実 服部佳
9 1983年3月17日 振り向かないで 稲葉明子
10 1983年3月24日 カップルにご用心 清水曙美
11 1983年3月31日 空白の8年 稲葉明子
12 1983年4月14日 母親失格
13 1983年4月21日 父母は他人
14 1983年4月28日 子離れ
15 1983年5月5日 五月の青春 服部佳 矢口久雄
16 1983年5月12日 風変わりな隣人 清水曙美 川俣公明
17 1983年5月19日 家庭訪問 稲葉明子
18 1983年5月26日 結婚式
19 1983年6月2日 秘密
20 1983年6月9日 一枚のチラシ広告 清水曙美
21 1983年6月16日 雨の日曜日 稲葉明子
22 1983年6月23日 姉妹
23 1983年6月30日 晴れの日
24 1983年7月7日 七月の友情 服部佳 矢口久雄
25 1983年7月14日 愛の涙 川俣公明
26 1983年7月21日 結婚しなさい
27 1983年7月28日 別れのない出逢い

脚注[編集]

  1. ^ a b c 1983年1月20日 毎日新聞テレビ欄での本作の紹介記事より。
  2. ^ a b 1983年1月20日 読売新聞テレビ欄での本作の紹介記事より。
  3. ^ 「TV新作ドラマ/『徳川家康』『霧の旗』『追跡』ほか」『映画情報』第48巻第2号、国際情報社、1983年2月1日、74頁、NDLJP:2343788/74 
  4. ^ a b 『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE学研パブリッシング)編集部編)「出逢い・めぐり逢い」のページより。

外部リンク[編集]

TBS系列 木曜 20:00 - 20:54
前番組 番組名 次番組
ああ離婚
(1982年10月14日 - 1983年1月13日)
出逢い・めぐり逢い
(1983年1月20日 - 1983年7月28日)
人間が好きドラマシリーズ
(1983年8月4日 - 1983年9月29日)