出合橋 (安芸太田町)

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出合橋
基本情報
所在地 広島県山県郡安芸太田町
左岸:遊谷 / 右岸:吉和郷
交差物件 太田川水系柴木川
座標 北緯34度34分51.4秒 東経132度13分14.3秒 / 北緯34.580944度 東経132.220639度 / 34.580944; 132.220639
材料 コンクリート橋
地図
出合橋 (安芸太田町)の位置(日本内)
出合橋 (安芸太田町)
関連項目
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広島県道252号標識
広島県道296号標識

出合橋(であいばし)は、広島県山県郡安芸太田町を流れる太田川水系柴木川にかかる道路橋 [1]土木学会選奨土木遺産

諸元[編集]

概要[編集]

安芸太田町中心部の戸河内地区にある、地域のランドマーク的な橋[2][4]。太田川一次支流柴木川と本流太田川の合流点付近にあり、2つの川が出合うことからその名がつけられたと言われている[1]。上流側が国特別名勝三段峡であり、この橋はその玄関口でもある[4]

初代の橋は1909年木製吊橋として架橋した[3]。1925年三段峡が特別名勝に指定され観光客が増えることになる。1933年9月4日突風により木製吊橋は大破、1人が死亡している[3]

1935年に架けられた橋が現在の出合橋にあたる。設計、施工ともに不明[4]。鉄筋コンクリート(RC)アーチ橋であり、全国的にも珍しくアーチ部の吊材にまでRC部材が用いられている[1]。1976年アーチ部の白塗塗装、2011年床版補強が行われた[2]。2020年土木学会選奨土木遺産選定[2]

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 出合橋(であいばし”. 広島県 (2015年3月11日). 2021年8月6日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 「出合橋(であいばし)」が土木学会選奨土木遺産に認定されました”. 広島県 (2020年11月24日). 2021年8月6日閲覧。
  3. ^ a b c d f34 広島県” (PDF). 中日本建設コンサルタント. 2021年8月6日閲覧。
  4. ^ a b c 出合橋、選奨土木遺産に 広島・安芸太田、35年完成のアーチ形”. 中国新聞 (2020年11月25日). 2021年8月6日閲覧。

関連項目[編集]