共栄鍛工所
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
 日本〒959-1148 新潟県三条市尾崎2781 |
| 設立 | 1930年（昭和5年）4月 |
| 業種 | 金属製品 |
| 事業内容 | 熱間型打ち鍛造品、鍛造金型、プレス金型の設計ならびに製作[1] |
| 代表者 | 代表取締役社長 齊藤栄太郞 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 従業員数 | 90名 |
| 外部リンク | https://www.kyoei-fw.co.jp/ |
共栄鍛工所（きょうえいたんこうじょ）は、新潟県三条市にある企業。農機具部品を製造し、主に北米の農機具メーカーに販売している[2]。主要製品は農業用機械部品の大型コンバイン用のナイフガードで、作物の収穫効率を左右する基幹部品であり、世界最大の農機メーカーであるディア・アンド・カンパニーに独占供給し世界トップシェアである[1][3]。また、搬送用部品のリベットレスチェーンでは国内外の鍛造コンベアチェーンラインのシェアを9割以上持っている[1][3]。
歴史[編集]
1930年（昭和5年）に鋏を製作する企業として創業し、その後ハンマー鍛造の技術を磨く。2009年（平成21年）には世界最先端の防音・制振の鍛造工場を新設した[1]。
2015年（平成27年）に経済産業省が地域経済の活性化や海外展開などに積極的に取り組む企業を選定する「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に認定された[2]。
2018年（平成30年）に制作したアニメCMはアニメーターの菅野芳弘によるもので「板野サーカス」と呼ばれる表現技法が取り入れられており話題になった[4][5][6]。
2019年（令和元年）に中小企業研究センターが経営革新や技術開発に優れた中小企業を表彰する「グッドカンパニー大賞」の2019年度の特別賞を受賞した[1][7]。
新潟広告協会が新潟県内で制作・発表された優れた広告に贈る「新潟広告賞」において、2021年（令和3年）の第62回の奨励賞としてラジオCMが選ばれた[8]。また、2024年（令和6年）の第65回の優秀賞としてテレビCM「共栄鍛工所 工場長、ゾンビ」が選ばれた[9][10]。
出典[編集]
- ^ a b c d e “2019年度表彰企業のご紹介”. 表彰事業. 中小企業研究センター. 2024年4月8日閲覧。
- ^ a b 「「がんばる中小」 県内6社選定 経産省」『新潟日報』、2015年4月9日、朝刊 2経-10版、6面。
- ^ a b 「共栄鍛工所、シカゴに販売拠点－5月現地設立、コンバイン部品、交換需要を開拓。」『日本経済新聞』、2007年2月20日、地方経済面 新潟版、22面。
- ^ ふじきりょうすけ (2018年9月11日). “平成最後のセルアニメ!? 鉄工所のつくったロボCMが会社紹介ってレベルじゃない”. KAI-YOU. 2024年4月8日閲覧。
- ^ 箕輪健伸 (2022年2月19日). “まるでマクロス「板野サーカス」？ 地方企業のアニメCMでミサイル乱舞”. キャリコネニュース. グローバルウェイ. 2024年4月7日閲覧。
- ^ 株式会社共栄鍛工所 (3 September 2018). (株)共栄鍛工所 新作CM45秒フルバージョン. YouTube. 2024年4月7日閲覧。
- ^ 「兵神装備などグランプリ受賞、グッドカンパニー大賞。」『日経産業新聞』、2019年12月4日、2面。
- ^ 「新潟広告賞グランプリ 県観光協会「ウチごはん」」『新潟日報』、2021年2月10日、朝刊 地区L-10版、23面。
- ^ 「新潟広告賞 山忠に最高賞」『新潟日報』、2024年2月6日、朝刊 2経-10版、9面。
- ^ 株式会社共栄鍛工所 (11 May 2023). 共栄鍛工所 新作CM ゾンビ編45秒（クレジット修正版）. YouTube. 2024年4月7日閲覧。