八幡村 (広島県双三郡)

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やわたむら
八幡村
廃止日 1953年2月11日
廃止理由 新設合併
吉舎町、八幡村吉舎町
現在の自治体 三次市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
双三郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 2,333
国勢調査、1950年)
隣接自治体 吉舎町、川西村世羅郡津名村津久志村大見村広定村
八幡村役場
所在地 広島県双三郡八幡村
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八幡村(やわたむら[1][2])は、広島県双三郡にあった。現在の三次市の一部にあたる。

地理[編集]

双三郡の東南端に位置し、東南は世羅大地(吉備高原)に接していた[1]

歴史[編集]

  • 1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行により、三谿郡丸田村、檜村、吉舎川之内村、辻村、雲通村、清綱村が合併して村制施行し、八幡村が発足[1][2]。旧村名を継承した 丸田、檜、吉舎川之内、辻、雲通、清綱の6大字を編成[1]
  • 1898年(明治31年)10月1日、郡の統合により双三郡に所属[1][2]
  • 1953年(昭和28年)2月1日、双三郡吉舎町と合併し、吉舎町が存続して廃止された[1][2]

地名の由来[編集]

辻、清綱に八幡神社があり、特に辻の八幡神社は近世初期に三谿郡38か村の惣氏神であったことによる[1]

産業[編集]

  • 農業、畜産、林業、養蚕[1]

名所・旧跡[編集]

  • 辻八幡神社[1]

出身者[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 『角川日本地名大辞典 34 広島県』638頁。
  2. ^ a b c d 『市町村名変遷辞典』830頁。

参考文献[編集]

関連項目[編集]