全国高等学校ダンス部選手権

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全国高等学校ダンス部選手権
開始年 2013年
主催 エイベックス・マネジメント株式会社(略称AMG)
チーム数 162チーム
加盟国 日本の旗 日本
前回優勝 山村国際高等学校埼玉県
最多優勝 大阪府立登美丘高等学校大阪府
公式サイト
https://dcc.jsda.info
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全国高等学校ダンス部選手権(ぜんこくこうとうがっこうダンスぶせんしゅけん)は、全国各地で「エイベックス・アーティストアカデミー」スクール運営をする「エイベックス・マネジメント株式会社」(略称AMG)が主催のダンス競技会。別名DANCE CLUB CHAMPIONSHIP。略称DCC。後援JSDA。過去に文部科学省(2013年・2014年)、スポーツ庁(2015年・2016年)が後援に入っていた。

概要[編集]

2013年に創設。エイベックス・マネジメント株式会社(略称AMG)が主催で始めたダンス競技会。AMGはエイベックスグループ内の「エイベックス・アーティストアカデミー」や「エイベックス・ダンスマスター」などのスクール運営、アーティスト俳優声優モデルアスリートなどのタレントが所属する[1]

参加校が応募時にそれぞれ独自に定めた二文字の漢字(熟語以外の造語や当て字も可)をテーマに表現したダンスを披露する。

上位3校には翌年本大会のシード権が与えられる[1]

第1回大会は、2013年8月5日にエイベックスグループ主催イベント「a-nation island」の会場内で開催。中学校・高等学校のダンス部決勝大会「DANCE CLUB CHAMPIONSHIP」を開催。ダンス部がある全国の中学、高校約70校からエントリー。ダンス・アーティストのケント・モリTAKAHIROなどが審査員を務めた[2]

2020年は新型コロナウィルス感染拡大予防のためオンラインによる大会となった[3][1]

実施要項[編集]

出場資格
  • 高校ダンス部(同好会可)で構成されたチームであること。
  • 担当教員の同意を得ること。
  • 決勝大会に参加できること(オンラインでの参加も可)。
  • 作品が2分30秒以内であること。
  • 登録メンバーのみで構成されていること。
参加費
  • 実際にステージで踊る選手は無料。
  • 選手を除く関係者は入場料が必要。
エントリー部門
  • 一般部門のチーム人数は10名以上40名以内であること。ただし部員総数が9名以下の高校は9名以下でのエントリーも可能です。
  • 少人数部門のチーム人数は1名以上9名以内であること。
審査基準
  • 本大会ではダンス技術のみを競い合うのでは無く「漢字二文字」のテーマをいかにダンスで表現するかを競う。「技術力」「表現力」を総合的に審査する。

歴代優勝校[編集]

開催年 高等学校の部 中学校の部 会場
1 2013年 北九州市立高等学校福岡 勝利しょうり  同志社香里中学校(大阪 衷情ちゅうじょう  SHIBUYA-AX
2 2014年 山村学園高等学校埼玉 秀樹ひでき 西城秀樹のこと 同志社香里中学校(大阪) 歌舞かぶ  代々木第二体育館
開催年 高等学校の部 会場
3 2015年 大阪府立久米田高等学校(大阪) 修羅しゅら  代々木第二体育館
4 2016年 北九州市立高等学校(福岡) 愛翻あいほん LINEの着信音を使用
5 2017年 大阪府立登美丘高等学校(大阪) 扇舞ジュリアナ ジュリアナ東京のジュリ扇ダンス 舞浜アンフィシアター
6 2018年 大阪府立登美丘高等学校(大阪) 煇晴ハレルヤ 
開催年 一般部門 少人数部門 会場
7 2019年 同志社香里高等学校(大阪) 刻韻こくいん [4] 上宮高等学校(大阪) 一心ユナイト  舞浜アンフィシアター
8 2020年 大阪府立登美丘高等学校(大阪) 燃愛めろめろめーろ [5] 仙台城南高等学校宮城 不羈ふき  ※全ステージ オンライン審査
9 2021年 山村国際高等学校(埼玉) 情熱ルージュ [6] ※実施なし LINE CUBE SHIBUYA
10 2022年 帝塚山学院高等学校(大阪) 春霞はるよこい [7] ※実施なし 東京ガーデンシアター
11 2023年 樟蔭高(大阪) 鎮魂タイタニック  ※実施なし 東京ガーデンシアター

放映メディア[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]