佐賀の菱売り唄

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佐賀の菱売り唄(さがのひしうりうた)は、佐賀県に伝わる民謡

概要[編集]

佐賀県千代田町(現、神埼市)では菱の実が特産物であり、この曲は菱売り唄として歌われた[1]

ヤンレサホイ』または『ヤンレサ節』とも呼ばれ、多くのうぐいす芸者歌手によってレコード化された。

主な歌詞[編集]

佐賀の奥からヨー 通い来る船人さんは

やんれさほい

濡れて棹さす 嵐のいかだ船

やんれさほい


なかなかなかなかヨー なかなか逢えぬ

やんれさほい

逢えぬ中から 逢うた仲

やんれさほい

レコード化した歌手[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 佐賀の菱売り唄/陽気節”. 日本伝統文化振興財団作品検索. 2023年11月12日閲覧。
  2. ^ 勝太郎, 小唄 (1933-04). ヤンレサホイ. ビクター. https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000065075-00?ar=4e1f&lat=&lng= 
  3. ^ 能章[編曲, 大村; 小梅, 赤坂; 三代吉[三味線; 君勇[三味線; はやし連中 (1934-04). 俚謡:ヤンレサ節. コロムビア(戦前). https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000605418-00?ar=4e1f&lat=&lng=