伊佐功

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伊佐 功(いさ いさお、1943年10月12日 - )は、日本の技術者実業家日本カーリット株式会社代表取締役社長や、同社代表取締役会長、日本保安炎筒工業会会長などを務めた。電気化学協会棚橋賞受賞。

人物・経歴[編集]

1967年北海道大学理学部化学科卒業[1]。1972年日本カーリット入社[2]。1990年チップ形アルミニウム固体電解コンデンサの開発により電気化学協会棚橋賞受賞。日本カーリット中央研究所主任研究員等を経て[1]、1992年日本カーリットファインケミカル部長。1996年日本カーリット取締役機能材料部長。2000年日本カーリット常務取締役電子材料事業本部長。2004年日本カーリット専務取締役研究開発本部長兼電子材料事業本部長。2006年から日本カーリット代表取締役社長を務め[2]、横浜工場爆発事故の対応にあたり、「2度もこのような事故を起こし、誠に申し訳ない」と謝罪するなどした[3]。2011年日本カーリット代表取締役会長。2012年日本カーリット代表取締役会長研究開発本部、内部監査室管掌[2]。日本保安炎筒工業会会長なども務めた[4]

脚注[編集]

  1. ^ a b 平成2年度各賞表」『電気化学および工業物理化学』 1990年 58巻 7号 p.584-590, 電気化学会, doi:10.5796/kogyobutsurikagaku.58.584, NAID 130007714785
  2. ^ a b c 2012年3月期 有価証券報告書 (PDF) 日本カーリット
  3. ^ 「横浜の化学工場で爆発し従業員ら8人負傷、2年前にも事故/神奈川」 神奈川新聞 2010年01月07日
  4. ^ 「お知らせ詳細」 一般社団法人東京都自動車整備振興会
先代
松田和行
日本カーリット社長
2006年 - 2011年
次代
出口和男