今川裕代

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今川裕代 (Hiroyo Imagawa)
出生名 今川裕代 (Hiroyo Imagawa)
出身地 日本の旗 日本福井県
学歴 ドイツの旗 シュトゥットガルト音楽演劇大学オーストリアの旗 ザルツブルク・モーツァルテウム大学修士課程
ジャンル クラシック
職業 ピアニスト (Pianistin)、大阪芸術大学演奏学科准教授
担当楽器 ピアノ (Klavier)
レーベル クラシカルライン:Classical Line
事務所 パシフィック・コンサート・マネジメント: Pacific Concert Management,Inc.
公式サイト https://www.hiroyoimagawa.net/

今川 裕代(いまがわ ひろよ)は、日本の女性ピアニスト福井県出身。

概要[編集]

シュトゥットガルト音楽演劇大学、およびザルツブルク・モーツァルテウム大学修士課程首席卒業。

在学中よりヨーロッパ各地で演奏活動を行い、多彩な音色と繊細な叙情性、洗練された音楽性が高く評価され、着実に活躍の場を広げている。これまでにNHK響、東京フィル、新日本フィル、名古屋フィル、関西フィル、日本(大阪)センチュリー響、アンサンブル金沢、セントラル愛知響、群馬響、九州響、東京ニューシティ管、チェコ国立ブルノフィル、ドルトムントフィル、ベネズエラ響、アルメニアフィル、サンクトペテルブルク祝祭管、レニングラード国立歌劇場管等のオーケストラと共演。イギリスの宮殿内での御前演奏、ベルギーのフランドロン、ドイツのシュベッツィンゲンをはじめ、モーゼル、マイセン、メクレンブルク=フォアポメルンや武生等の国際音楽祭、NHKやドイツのMDR、SWRのラジオに出演している。

2014、2015年はモーツァルトの協奏曲第12番、第23番、ベートーヴェンの協奏曲第4番、ブラームスの協奏曲第1番、ラフマニノフの協奏曲第2番のオーケストラ共演、東京文化会館、川口リリアホールや石川県立音楽堂でのソロリサイタルをはじめ、新国立劇場主催公演でのトップダンサーとのコラボレーション、武生国際音楽祭、越のルビー音楽祭、著名アーティストとの室内楽公演にも多数出演した。また、定期的なザルツブルクでの公演やアウトリーチ活動のほか、クラシック音楽と現代のビジネスの融合をテーマにした活動(ヤナセやメルセデス・ベンツ主催コンサート等)も好評を博し、柔らかな語り口で音楽の素晴らしさを深く伝える姿勢は多くの共感を集めている。

これまでに、ピアノを故ハンス・ライグラフHans Leygraf)、アンドレ・マルシャン、角聖子、高務智子、徳岡美智子、田邉暁美、楽曲分析を徳岡正之、室内楽を故ウィルヘルム・メルヒャー(メロス弦楽四重奏団)、ギュンター・ピヒラー(アルバン・ベルク弦楽四重奏団)、ライナー・シュミット(ハーゲン弦楽四重奏団)に師事。

2015年4月に大阪芸術大学演奏学科客員准教授、2017年4月より大阪芸術大学演奏学科准教授、及び東京音楽大学指揮科特別アドヴァイザーに就任

コンクール受賞歴[編集]

主な演奏歴[編集]

共演した主なオーケストラ[編集]

NHK交響楽団東京フィルハーモニー交響楽団新日本フィルハーモニー交響楽団東京ニューシティ管弦楽団群馬交響楽団名古屋フィルハーモニー交響楽団セントラル愛知交響楽団オーケストラ・アンサンブル金沢関西フィルハーモニー管弦楽団大阪センチュリー交響楽団九州交響楽団ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団ドルトムント・フィルハーモニー管弦楽団アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団ベネズエラ交響楽団、レニングラード国立歌劇場管弦楽団、サンクトペテルブルク祝祭管弦楽団ザルツブルク・モーツァルテウム大学交響楽団、ドレスデン・カール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学管弦楽団パソナグループ「夢オーケストラ」伊丹シティフィルハーモニー管弦楽団ブロッサムフィルハーモニックオーケストラアイリス・フィルハーモニック・オーケストラ、癒しの森オーケストラ(東京音楽大学シンフォニーオーケストラ)、福井大学医学部管弦楽団、聖光学院管弦楽団など

共演した主な指揮者[編集]

飯森範親井上道義大友直人黒岩英臣小林研一郎小松長生広上淳一沼尻竜典齊藤一郎柳澤寿男上野正博加藤完二高谷光信、田部井剛、河上隆介、中島章博アンドレイ・アニハーノフクリスティアン・アルミンクペトル・アルトリヒテルマルク・ゴレンシュタインディルク・カフタンクラウスペーター・ザイベルエドゥアルド・トプチャン、ステファン・アムシュルほか

アルバム[編集]

外部リンク[編集]