人のセックスを笑うな

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
人のセックスを笑うな
作者 山崎ナオコーラ
日本の旗 日本
言語 日本語
ジャンル 恋愛小説
刊本情報
出版元 河出書房新社
出版年月日 2004年11月
総ページ数 120
受賞
第41回文藝賞
ウィキポータル 文学 ポータル 書物
テンプレートを表示

人のセックスを笑うな』(ひとのセックスをわらうな)は、山崎ナオコーラの小説作品。作者のデビュー作である。

井口奈己監督で映画化され、2008年に公開された。

概要[編集]

2004年11月に河出書房新社より、2006年10月には河出文庫としてその文庫版が発行された。2004年の第41回文藝賞を受賞し、翌年の第132回芥川龍之介賞の候補作にも選ばれた。

過激な題名とは裏腹に純粋な恋愛ドラマで、19歳の男と39歳の女、年の離れた男女の恋愛模様を描く。この題名のため、映画の宣伝CMプライムタイムを中心に放送される。なお、この題名は本屋で同性愛の本が置かれた棚の前でクスクス笑っている人を見たときに思った言葉であると、作者は語っている[1]

あらすじ[編集]

出版物[編集]

映画版[編集]

人のセックスを笑うな
監督 井口奈己
脚本 本調有香
製作 西ヶ谷寿一
永田芳弘
河合洋
松下晴彦
廣瀬敏雄
出演者 松山ケンイチ(主演)
永作博美(主演)
蒼井優
忍成修吾
温水洋一
あがた森魚
桂春團治
音楽 HAKASE-SUN
撮影 鈴木昭彦
編集 井口奈己
増原譲子
海野敦
配給 東京テアトル
公開 日本の旗 2008年1月19日
上映時間 137分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

井口奈己監督による映像化。主人公に松山ケンイチ、主人公が憧れる年上のヒロインに永作博美がそれぞれ扮する。キャッチコピーは「恋におちる。世界がかわる。19歳のボクと39歳のユリのいかれた冬の物語。」。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

その他[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 朝日新聞、東京版、2008年12月11日朝刊、22面。

外部リンク[編集]