亀井聖矢
| 亀井 聖矢 KAMEI Masaya | |
|---|---|
| 生誕 | 2001年12月20日（22歳） |
| 出身地 |
 日本 愛知県 |
| ジャンル | クラシック |
| 職業 | ピアニスト |
| 担当楽器 | ピアノ |
| レーベル | e+ music |
| 事務所 |
イープラス ※エージェント契約 |
| 公式サイト | 亀井聖矢オフィシャルサイト |
亀井 聖矢（かめい まさや、2001年〈平成13年〉12月20日 - ）は、日本のピアニスト。愛知県出身。
経歴[編集]
愛知県出身。４歳の時、外で遊ぶよりも鍵盤のおもちゃで遊んでいる事が好きだった本人を見て、母がピアノを習わせてみようと近所の教室へ通い始めた。小学1年生から6年間サッカーチームにも所属、中学校入学と同時に卓球部へと入部するが、この頃から「音楽の道に進みたい」という気持ちが強まりピアノに専念、愛知県立明和高校音楽科へと進学した。高校2年生終了後、桐朋学園大学初となる「飛び入学特待生」として同校に入学し、大学1年生となる[1][2]。
2019年、第88回日本音楽コンクールで第1位に[3]、第43回ピティナ・ピアノコンペティションにて特級グランプリを受賞し[4]、若手音楽家の登竜門とも言われる２つのコンクールで史上初の同時優勝を飾った[5]。
2022年、4月にスペイン・バルセロナで開催された第67回マリア・カナルス国際ピアノコンクールで第3位に入賞すると[6]、6月にはアメリカの第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでセミファイナリストとなる[7]。フランス・パリへと渡った11月、ロン＝ティボー国際コンクールでファイナルに進出、サン＝サーンス:ピアノ協奏曲第5番を披露し第1位に輝いた（評論家賞、聴衆賞も同時受賞）[8]。
2023年、桐朋学園大学を首席で卒業。 岐阜県芸術文化奨励賞、愛知県芸術文化選奨(文化新人賞)、 文化庁長官表彰（国際芸術部門）、出光音楽賞など受賞多数。現在、ドイツのカールスルーエ音楽大学、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに在籍中。
人物[編集]
集中し研ぎ澄まされた状態でピアノを弾く事を重視しており、練習は休日に多くて6時間、講義などに出席する平日は2時間位を費やすという。一方、ピアノに触れていない時間はソルフェージュや音源を聴く事、常に音楽について考える事を大切にしている[2]。
受賞歴[編集]
- 2013年 - 第5回岐阜国際音楽祭 小学生II部門 第2位、岐阜市長賞[9]
- 2015年 - 第39回ピティナ・ピアノコンペティションF級 全国決勝大会 銀賞、聖徳大学川並弘昭賞[10]
- 2016年 - 第41回ピティナ・ピアノコンペティションJr.G級 ベスト7賞[11]
- 2016年 - 第17回 ショパン国際ピアノコンクールin ASIA 中学生部門 金賞、ソリスト賞[12]
- 2017年 - 第71回全日本学生音楽コンクール高校の部 第1位、横浜市民賞、野村賞、井口愛子賞、NHK賞、かんぽ生命奨励賞[13][14]
- 2018年 - 第42回ピティナ・ピアノコンペティションG級 銅賞[15]
- 2019年 - 第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級 グランプリ、聴衆賞、文部科学大臣賞、スタインウェイ賞[4][16]
- 2019年 - 第9回福田靖子賞選考会 第1位[17]
- 2019年 - 第88回日本音楽コンクール 第1位、野村賞、井口賞、河合賞、アルゲリッチ芸術振興財団賞、三宅賞、岩谷賞（聴衆賞）[3][18]
- 2022年 - 第67回マリア・カナルス国際ピアノコンクール 第3位[6]
- 2022年 - ロン＝ティボー国際コンクールピアノ部門 第1位、評論家賞、聴衆賞[8]
- 2023年 - 令和4年度 岐阜県芸術文化奨励受賞
- 2023年 - 文化庁長官表彰(国際芸術部門)
- 2023年 - 愛知県芸術文化選奨(文化新人賞)
- 2023年 - 出光音楽賞
- 2024年 - 第50回日本ショパン協会賞
ディスコグラフィ[編集]
| 発売日 | タイトル | アーティスト名義・共演 | レーベル | 規格品番・備考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年 | 12月7日 | VIRTUOZO | 亀井聖矢 | e+ music | EM-26 |
脚注[編集]
注釈・出典[編集]
- ^ “若手登竜門、２つの国内コンクールで優勝した18歳のピアニスト・亀井聖矢が次に目指すもの”. SPICE エンタメ特化型情報メディア. 2022年11月14日閲覧。
- ^ a b “亀井聖矢（ピアノ）第88回日本音楽コンクール・ピアノ部門第１位／2019年度ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ”. ひびクラシック クラシック音楽情報サイト. 2022年11月14日閲覧。
- ^ a b “第81～90回 入賞者一覧”. 日本音楽コンクール. 2022年11月14日閲覧。
- ^ a b “2019年度最終審査結果一覧”. ピティナ・ピアノコンペティション. 2022年11月14日閲覧。
- ^ “亀井聖矢さん、日本音楽コンクールで優勝”. ピティナ・ピアノホームページ. 2022年11月14日閲覧。
- ^ a b “第67回マリア・カナルス国際音楽コンクールで亀井聖矢が第3位入賞”. ぶらあぼ. 2022年11月14日閲覧。
- ^ “ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール 亀井聖矢、田所光之マルセルを含む12名のセミファイナリストが決定”. SPICE エンタメ特化型情報メディア. 2022年11月14日閲覧。
- ^ a b “亀井聖矢さん（2019グランプリ・演奏会員）がロン・ティボー国際コンクールで優勝”. 一般社団法人全日本ピアノ指導者協会（ピティナ）. 2022年11月14日閲覧。
- ^ “2013年度岐阜国際音楽祭-結果発表-”. GIFU International Music Festival. 2022年11月14日閲覧。
- ^ “第39回（2015年度）審査結果”. ピティナ・ピアノコンペティション. 2022年11月14日閲覧。
- ^ “第41回（2016年度）審査結果”. ピティナ・ピアノコンペティション. 2022年11月14日閲覧。
- ^ “第17回コンクール 審査結果”. ショパン国際ピアノコンクールinASIA. 2022年11月14日閲覧。
- ^ “第71～80回 審査結果”. 全日本学生音楽コンクール. 2022年11月14日閲覧。
- ^ “【特級三次予選進出者プロフィール】亀井 聖矢”. ピティナ・ピアノコンペティション. 2022年11月14日閲覧。
- ^ “2018年度最終審査結果一覧 G級”. ピティナ・ピアノコンペティション. 2022年11月14日閲覧。
- ^ “2019年度最終審査結果一覧 各社賞受賞者”. ピティナ・ピアノコンペティション. 2022年11月14日閲覧。
- ^ “第9回 結果発表＆レッスンリポート コンペティション”. ピティナ・ピアノコンペティション. 2022年11月14日閲覧。
- ^ “ピティナ特級 公式Twitter 2019年10月28日付”. Twitter. 2022年11月14日閲覧。
外部リンク[編集]
- 亀井聖矢オフィシャルサイト（日本語）
- 亀井聖矢 Masaya Kamei (@masayakamei_pf) - X（旧Twitter）
- 亀井聖矢 - Masaya Kamei (@masayakamei.pf) - Instagram
- 亀井聖矢 Masaya Kamei - YouTubeチャンネル
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