中郷町 (神戸市)

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中郷町(なかごうちょう)は兵庫県神戸市灘区町名の一つで、同区南東部、徳井字中郷・下小田中(しもこだなか)から昭和11年(1936年)9月に成立した。郵便番号:657-0032。(地図 - Google マップ

地理[編集]

東は石屋川を挟み御影石町、南は徳井町、西は高羽川を挟み備後町、北は大和町。東から順に一~五丁目があり、三丁目と四丁目の間を兵庫県道95号灘三田線が貫く。

由来[編集]

『神戸の町名 改訂版』によれば明治8年改組の際、徳井村のうち「中の郷(なかのさと)」といっていた地ノ下、神楽岡、因幡内、堂ノ内、大角の五字を「中郷」と改称し、一般に言う中村と同じで、村の中ほどを意味するのだろうとしている[1]

『灘区の町名』には上記の説の他、灘五郷のうち石屋・東明・御影・八幡を中郷と呼びそれが字名に残ったという人もあるとしている[2]

人口統計[編集]

令和2年国勢調査2020年10月1日)での世帯数545、人口1,229、うち男性581人、女性648人[3]

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6 
  • 灘区役所広報相談課 編『灘区の町名』灘区役所広報相談課、1976年。