中華航空206便墜落事故
 墜落現場 | |
| 出来事の概要 | |
|---|---|
| 日付 | 1970年8月12日 |
| 概要 | 悪天候による着陸失敗 |
| 現場 |
 台湾 台北市松山区 |
| 乗客数 | 26 |
| 乗員数 | 5 |
| 負傷者数 | 17 |
| 死者数 | 14 |
| 生存者数 | 17 |
| 機種 | 日本航空機製造YS-11 |
| 運用者 |
中華航空（現：チャイナエアライン） |
| 機体記号 | B-156 |
| 出発地 |
花蓮空港 |
| 目的地 |
台北松山空港 |
中華航空206便墜落事故（ちゅうかこうくう206びんついらくじこ）とは、1970年に起きた、台湾（中華民国）の航空会社の中華航空（現：チャイナエアライン）の旅客機が墜落した航空事故である。
事故の概略[編集]
1970年8月12日、中華航空206便（機体は日本航空機製造YS-11双発ターボプロップ機、機体記号B-156）は花蓮から台北に向かっていた。206便は当時、悪天候に見舞われており、そのため台北松山空港への着陸アプローチに失敗、空港の西側にある山林に墜落した[1]。一説には圓山飯店（台北で著名な大型ホテル）近くの林に接触しながら墜落したという。
事故機には乗員5名、乗客26名の合計31名が搭乗していたが、この事故で14名が死亡、17名が負傷した[1]。
被害者[編集]
犠牲者の中には宝塚歌劇団花組生徒で池田銀行初代イメージキャラクターであった清月輝がおり[2]、宝塚歌劇団の期待のホープの急死に日本全国が大きな衝撃を受けた。
脚注[編集]
- ^ a b “劍潭山上華航班機失事，駕駛乘客十四名失蹤，另有十七人獲救送醫，自花蓮飛台北豪雨迫降發生不幸” (中国語). 臺灣民聲日報 (國立公共資訊圖書館 數位典藏服務網). (1970年8月13日) 2022年1月10日閲覧。
- ^ “寶塚歌劇團台柱清月輝同遭空難” (中国語). 臺灣民聲日報 (國立公共資訊圖書館 數位典藏服務網). (1970年8月13日) 2022年1月10日閲覧。
関連項目[編集]
- 日本航空123便墜落事故 - 奇遇にも同じ発生日である。しかし、206便の事故は123便の事故より15年前に発生している。
外部リンク[編集]
- ASN description
- Air Disaster Database
- YSー11二代華航的初代家族 - 中華航空のYS11、事故機の画像有（中国語繁体字）
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