中原朋哉

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中原朋哉(なかはら ともや、1973年3月1日 - )は日本の指揮者シンフォニエッタ静岡芸術監督・指揮者。

経歴[編集]

1973年3月1日愛知県小牧市生まれ、静岡県焼津市に育つ。

フランス・ディジョン音楽院指揮科にてジャン=セバスチャン・ベローに師事。1993年からはフランスおよび日本においてパスカル・ヴェロのアシスタントを務めた。1996年23歳という若さで名門フランス国立リヨン管弦楽団定期演奏会、グルノーブル音楽祭に同管弦楽団史上最年少指揮者としてデビュー。フランス国立ペイ・ドゥ・ラ・ロワール管弦楽団ザルツブルクモーツァルテウム管弦楽団においてユベール・スーダン音楽監督のアシスタントを務めた。モーツァルトとフランスの近・現代作品を専門とする。

2002年、帰国。アーティストの招聘や、演奏活動、マネージメントをはじめる。

2005年7月、アンリ・デュティユーのヴァイオリンと管弦楽のための夜想曲”Sur le même accord”の日本初演を行う(ヴァイオリン:オリヴィエ・シャルリエ)。

2005年11月、「シンフォニエッタ 静岡」を創設。

ラジオのクラシック音楽のパーソナリティを務めたほか、学校、公民館、企業での講演など、あらゆる世代に向けた、クラシック音楽の啓蒙活動も行っている。

その他、第24回国民文化祭しずおか2009 静岡県企画委員、藤枝市民会館リニューアル工事の設計にも携わった。

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