上山和雄

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上山 和雄(うえやま かずお、1946年-)は、日本の歴史学者國學院大學文学部名誉教授。専門は日本近現代史。

略歴[編集]

兵庫県丹波市春日町出身。1970年信州大学文理学部史学科卒業。1973年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1978年同博士課程単位取得退学。城西大学助教授を経て、1984年より國學院大學文学部教授[1]。2005年「北米における総合商社の活動 1896~1941年の三井物産」で東大文学博士。2017年定年退職[2]横浜都市発展記念館横浜ユーラシア文化館館長。

著書[編集]

単著[編集]

  • 陣笠代議士の研究 日記にみる日本型政治家の源流』(日本経済評論社、1989年)
  • 『北米における総合商社の活動 1896~1941年の三井物産』(日本経済評論社、2005年)
  • 『日本近代蚕糸業の展開』(日本経済評論社 2016年)

編著[編集]

  • 『帝都と軍隊 地域と民衆の視点から』(日本経済評論社、2002年)
  • 『歴史のなかの渋谷 渋谷から江戸・東京へ』(雄山閣、2011年)
  • にあった陸軍飛行場 「秋水」と軍関連施設』 (芙蓉書房出版 2015年)
  • 『渋谷にぎわい空間を科学する』 (雄山閣 渋谷学叢書 2017年)
  • 『米国に遺された要視察人名簿』(芙蓉書房出版、2022年)

共編著[編集]

  • 阪田安雄)『対立と妥協 1930年代の日米通商関係』(第一法規出版、1994年)
  • 吉川容)『戦前期北米の日本商社 在米接収史料による研究』 (日本経済評論社 2013年)

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『北米における総合商社の活動』著者紹介
  2. ^ 最終講義