三宅式記銘力検査

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三宅式記銘力検査(みやけしききめいりょくけんさ)とは記憶の形成、保持、再生と注意機能を評価する検査である。原法は1923年三宅鉱一らによって開発された。東大脳研式記銘力検査とも呼ばれる。

手順[編集]

「タバコとマッチ」、「船と港」のように関連のある2単語を10対と、全く関連のない2単語10対記銘させ、キーワードに続いて対語を再生させることを3回繰り返す。

信頼性[編集]

健常者の平均値は有関係対語で、第1施行8.5、第2施行9.8、第3施行10であり、無関係対語では第1施行4.5、第2施行7.6、第3施行8.5である。

参考文献[編集]