ヴクブ・フンアフプー

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ヴクブ・フンアフプーブクブ・フナフプ[1]ヴクブ・フナプ[2]とも。Vukub Hunahpu) は、マヤ神話の『ポポル・ヴフ』に登場するの一柱。

創造神イシュムカネーとイシュピヤコックの息子。兄はフン・フンアフプー。兄は結婚したがヴクブ・フンアフプーは結婚しなかった。

冥神フン・カメーとヴクブ・カメーの姦計に掛かり、フン・フンアフプーとともに冥界シバルバーで殺されることとなる。兄は首を切られて木に吊されたが、ヴクブ・フンアフプーの死体は斬首されず、兄の体とともに土に埋められてしまった。

脚注[編集]

  1. ^ メアリ・ミラー、カール・タウベ 著、増田義郎監修・武井摩利 訳「ポポル・ウフ」『マヤ・アステカ神話宗教事典』東洋書林、2000年、287-290頁。ISBN 4887214219 
  2. ^ 実松克義『マヤ文明:文化の根源としての時間思想と民族の歴史』現代書館、2016年、282頁。ISBN 9784768457726 

関連項目[編集]