ルビー・ブルー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルビー・ブルー
Ruby Blue
出身地 スコットランドの旗 スコットランド エディンバラ
ジャンル フォーク・ポップフォークロック
活動期間 1986年 - 1993年
レーベル Red Flame、フォンタナ、Aris
旧メンバー レベッカ・ピジョン
ロジャー・ファイフ
アンソニー・クート
エリカ・スポッツウッド
クリス・バック
カルロス・エドワーズ

ルビー・ブルーRuby Blue)は、1980年代に歌手のレベッカ・ピジョンとギタリストのロジャー・ファイフによって結成されたスコットランドフォーク・ポップ・バンド。

ピジョンは王立演劇学校の学生だった。1986年、彼女の友人でギタリストのロジャー・ファイフが彼女にデモテープで歌うことを依頼し、それがロンドンのレッド・フレーム・レコードに送られた。デモを聞いた後、レーベルはピジョンとファイフと契約し、ファースト・アルバム『Glances Askances』をリリースした[1][2]

ピジョンはルビー・ブルーのリード・シンガーとなり、ベースにアンソニー・クート、バック・ボーカルにエリカ・スポッツウッド、ドラムにクリス・バックが加わった。後にドラムはバックからカルロス・エドワーズに交代した。1990年、クートとピジョンは別の道を歩むこととなった。ピジョンはアメリカに渡り、女優としてのキャリアを追求することにした。その後は、エリカ・スポッツウッド(現在はウッズ)が、彼女の代わりにリード・ボーカルを務めた[2]

ウッズとファイフはバンド名をそのままに、1993年にアルバム『Almost Naked』をリリース。アルバムは失敗に終わり、ルビー・ブルーは解散した。ウッズはロサンゼルスに移り、ルビー・ブルーのアルバム『ダウン・フロム・アバヴ』の音楽プロデューサーであったトニー・フィリップスと結婚した。ファイフは音楽プロデューサーとなって、シンディ・ローパーアントニー・アンド・ザ・ジョンソンズトリッキーらと仕事をした。

ディスコグラフィ[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

  • Glances Askances (1987年、Red Flame)
  • 『ダウン・フロム・アバヴ』 - Down from Above (1990年、Fontana)
  • Paradise (1993年、Red Flame)
  • Almost Naked (1993年、Aris)[3]

コンピレーション・アルバム[編集]

  • Broken Water (1992年、Red Flame)

脚注[編集]

  1. ^ Rebecca Pidgeon | Biography & History”. AllMusic. 2016年11月29日閲覧。
  2. ^ a b Ruby Blue | Biography & History”. AllMusic. 2016年11月29日閲覧。
  3. ^ Ruby Blue | Album Discography”. AllMusic. 2016年11月29日閲覧。

外部リンク[編集]