ルドミル・アンゲロフ

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中心の人物がルドミル・アンゲロフ

ルドミル・アンゲロフブルガリア語:, ラテン文字転写例:Ludmir Angelov, 1961年3月28日 - )は、ブルガリア出身のピアノ奏者[1]

ヴァルナの音楽一家の家に生まれた。ヴラディゲロフ国立音楽院に進学し、ヴィクトリア・スパソヴァ、ルドミラ・ストヤノヴァ、コンスタンティン・スタンコヴィチの各氏に師事。1976年のイタリアのセニガッリア国際ピアノ・コンクールで入賞、1985年のショパン国際ピアノ・コンクールで入選、1990年にアメリカのパーム・ビーチ国際ピアノ・コンクールで優勝している。1992年から活動の本拠地をスペインに移し、1999年にはマドリードを含むスペインの主要都市でフレデリック・ショパンのピアノ作品全曲の演奏会を開いた。2011年にはポーランド文部省からグロリア・アルティス・メダルを授与されている[2]。また、2011年のシーズンより、新ブルガリア大学の名誉教授である[3]

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  1. ^ [1]
  2. ^ Moritz Moszkowski (2016) (英語). Piano concerto in B minor, op 3. Hyperion. OCLC 954753529  - Booklet
  3. ^ [2]