ヤング@ハート (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヤング@ハート
Young@Heart
監督 スティーヴン・ウォーカー
製作 サリー・ジョージ
製作総指揮 ハンナ・ベッカーマン
撮影 エドワード・マリッツ
編集 クリス・キング
配給 アメリカ合衆国の旗 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
日本の旗 ピックス(現:エイベックス・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2008年4月9日
イギリスの旗 2008年10月17日
日本の旗 2008年11月8日
上映時間 108分
製作国 イギリスの旗 イギリス
言語 英語
テンプレートを表示

ヤング@ハート』(Young@Heart)は、イギリスで制作されたドキュメンタリー映画。2007年7月にロサンゼルス映画祭で先行上映され、2008年に劇場公開された[1]

概要[編集]

アメリカ合衆国マサチューセッツ州コーラス・グループヤング@ハートを題材としている。練習風景、団員へのインタビュー、メンバーとの死別、コンサートの模様などを収録。当初はイギリスのデジタル・チャンネルのために作られた50分のドキュメンタリーで、その後、劇場公開されることとなった。

日本公開は2008年11月8日。日本語字幕は戸田奈津子が担当した。2010年3月、ヤング@ハートの日本公演を記念して、一部劇場で再上映されている。フランスでは、タイトルを『I Feel Good!』に変更して[1]、2008年12月24日に公開された。

登場人物[編集]

  • ボブ・シルマン(音楽監督、指揮)(吹替:中田譲治
  • アイリーン・ホール(団員、1983年加入)(吹替:鈴木れい子
  • スタン・ゴールドマン(団員、2004年加入)(吹替:岩田安男
  • ドーラ・B・パーカー(団員、2002年加入)(吹替:真山亜子
  • レニー・フォンティン(団員、1998年加入)(吹替:伊井篤史
  • フレッド・ニトル(団員、1992年加入)(吹替:五王四郎
  • スティーヴ・マーティン(団員、2000年加入)
  • ジョー・ベノア(吹替:関口篤

作中で歌われた楽曲[編集]

評価[編集]

スティーヴン・ホールデンは、2008年4月9日付の『ニューヨーク・タイムズ』において、「音楽を作ることと友情とユーモアのセンスで、老齢にありがちな憂鬱を寄せ付けないでいる、元気な老人達の姿を映し出している」と評している[2]

ロサンゼルス映画祭、アトランタ映画祭、ワルシャワ映画祭で観客賞を受賞しており、Rose d’OrLight Entertainment Festivalでは金のバラ賞を受賞した[3]

2008年度の日本公開映画を対象に選出した映画館大賞では、85位に達した[4]

サウンドトラック[編集]

DVD[編集]

2008年9月16日にDVD化された。日本では2009年5月20日にポニーキャニオンから発売され、初回盤セルDVDは、クイーンバイシクル・レース」を歌うシーン等の映像特典も含んでいる。

脚注[編集]

外部リンク[編集]