メアリー・ピックフォード (カクテル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
メアリー・ ピックフォード
基本情報
作成技法 シェイク
グラス   カクテル・グラス
度数 32度[1]
国際バーテンダー協会のレシピ
ベース ラム酒(ホワイト・ラム)
材料
ラム酒(ホワイト・ラム) …… 45ml
マラスキーノ …… 7.5ml
テンプレートを表示

メアリー・ ピックフォード: Mary Pickford)は、アメリカ合衆国における禁酒法時代に発祥したラム酒をベースとしたカクテル。ラム酒とパイナップルジュースグレナデン・シロップマラスキーノシェイクし、カクテル・グラスで供される[2]。しばしばマラスキーノ・チェリーが添えられる。

カクテルの名称は、「アメリカの恋人」と呼ばれて親しまれたカナダ出身のサイレント映画女優メアリー・ピックフォードに因む[2][3]1920年キューバの首都ハバナセビリア・ビルトモア・ホテル英語版のエディ・ウォークか、同じくハバナのナショナル・デ・キューバ・ホテル英語版のフレッド・コーフマンによって1926年に考案されたとされる[4]

レシピの例[編集]

国際バーテンダー協会によるレシピを以下に記す[5]

材料
作り方
  1. 材料をシェイクし、カクテル・グラスに注ぐ。

出典[編集]

  1. ^ Cocktail 15番地 斎藤都斗武監修、Cocktail 15番地 佐藤淳監修『カクテルの図鑑』マイナビ、2013年、82頁。ISBN 978-4839946234 
  2. ^ a b THE PLACE監修『カクテル事典』学研パブリッシング、2014年、126頁。ISBN 978-4058003206 
  3. ^ 中村健二『世界一のカクテル -スタンダードからオリジナルまで カクテルがよくわかる完全ガイド』主婦の友社、2010年、187頁。ISBN 978-4072743935 
  4. ^ この冬、何が流行る? 【3】カクテル温故知新&THE PLACE今週のカクテル” (2009年9月10日). 2016年1月5日閲覧。
  5. ^ Mary Pickford”. 国際バーテンダー協会. 2022年9月29日閲覧。