ミッション・トゥー・シーフェアラーズ

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ミッション・トゥー・シーフェアラーズ(オーストラリア・タスマニア島ホバートで、2017年)

ミッション・トゥー・シーフェアラーズ英語: Mission to Seafarers)はMTSと略称され、最近までミッション・トゥー・シーメン英語: Mission to Seamen)と呼ばれていた海運従事者に対する宣教団体で、英国ロンドンに本部がある。

概要[編集]

ミッション・トゥー・シーフェアラーズは以前ミッション・トゥー・シーメンと呼ばれ、過酷な労働条件で働く海運従事者を助ける目的で、1856年に英国教会で設立された宣教団体である。現在は世界の260の港を中心に、聖公会連合チャプレンボランティアによって“フライイング・エンジェル”(空飛ぶ天使)の愛称の下で運営されていて、本部は英国ロンドンにある。 [1]

有名な支持者[編集]

エリザベス2世女王がこの団体の代表(パトロン)で、アン王女が会長(プレジデント)である。カンタベリー大主教の海事関係スポークスマンが総長(セクレタリー・ジェネラル)を勤める。

日本[編集]

日本では、次の3か所に拠点「シーフェアラーズセンター」がある。

脚注[編集]

  1. ^ 日本聖公会横浜教区報』2014年7月号:アンドリュー・デンジャーフィールド(Fr. Andrew Dangerfield)著「海の日に寄せて」

関連項目[編集]

外部リンク[編集]