マリアクララ・モネッティ

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マリアクララ・モネッティ (Mariaclara Monetti von Slawik )はイタリアピアニスト

略歴[編集]

ジョヴァンニ・パイジエッロに連なる音楽家の家系に生まれ、ヴェネツィアベネデット・マルチェッロ音楽院に学ぶ。その後ザルツブルクモーツァルテウム音楽院カルロ・ゼッキルツェルン音楽院ゲーザ・アンダウラディーミル・アシュケナージに師事する。ヴィオッティ国際音楽コンクール金賞を受賞し、ロンドンバービカン・ホールロンドン交響楽団と協演しデビュー。ルイージ・ダッラピッコラピアノソナタ全曲集、ジョヴァンニ・パイジエッロピアノ協奏曲全曲集で知られる。ヨーロッパ各国で活躍し、現在はトリノ音楽院の教授をつとめ、ロンドンギルドホール音楽演劇学校等のマスタークラスで教職に就いている。2008年5月、トリノで暴漢に襲われ右手を負傷、長期療養を余儀なくされる。