ボードロア・マリン油田

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ボードロア・マリン油田(ボードロア・マリンゆでん、Baudroie Marine Oilfield)とは、ガボン西部の大西洋上(ギニア湾)に存在する海底油田、天然ガス田のこと。ガボンの経済を支える同国三大油田の一つ。

概要[編集]

  • 1970年代フランスのエルフ社(現在のトタル社)によりボードロア鉱区、メローサーディン鉱区が発見されたことがきっかけとなり開発が進んだ。後に、周辺海域に有望鉱区が発見され拡大しつつある。
  • ボードロア鉱区、メローサーディン鉱区については、日本三菱商事子会社であるMPDCガボン社が権益の半分をトータル社と折半して所有している。MPDCガボン社は2006年に、ングマ鉱区、モアビ鉱区のオペレーターとなっている。

歴史[編集]

  • 1974年 ボードロア鉱区、メローサーディン鉱区の発見
  • 1980年 原油生産開始
  • 2004年 日産15,000バレルの石油生産を記録

外部リンク[編集]