プロジェクト・リムーバー

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プロジェクト・リムーバー』は、木村明広原案・イラスト、篠崎砂美著の小説作品。

木村明広によるコミックスもある。

続編に『リムーバー・ソウル』がある。

主な登場人物・メカニック[編集]

風間基樹(かざま もとき)
年齢:30歳 / 身長:178cm / 職業:EXEロボトロニクスUSA社員
2007年生まれ。有能な科学者。風間敬介の兄。
風間敬介(かざま けいすけ)
年齢:19歳 / 身長:174cm / 職業:フリーター
2018年生まれ。一人で走るのを好む大のバイク野郎。風間基樹の弟。
中森香也(なかもり かや)
年齢:19歳 / 身長:155cm / 職業:大学生
チームAJの紅一点。バイクの腕はいまいちだが、明るく面倒見がいい。風間敬介の幼馴染みの女性。敬介より年上。
葉山深雪(はやま みゆき)
EXEF(イクゼフ)社の研究員。風間基樹の同僚(上司)。
黒田重蔵(くろだ じゅうぞう)
EXEF社の副社長。
真田栄治(さなだ えいじ)
年齢:20歳 / 身長:176cm / 職業:大学生
地震で兄弟を失い、バイクチームAJのヘッドとなる。[1]不良な性格。
川村いづみ(かわむら いづみ)
漫画版のみのオリジナルキャラクター。
ムーバー
リムーバー

ストーリー[編集]

西暦2035年東京に大きな被害を巻き起こした、第二次関東大震災から3年後……。

数年ぶりに日本へと帰ってきた風間基樹が弟である敬介と再会して間もなく、暴走したクレーン車が彼らに襲い掛かる……。複合企業EXEF(イグゼフ)社の大量のロボットの活躍により、東京は再建に向かっていたが、同時にEXEF社に支配されつつあった。一方、震災後の再開発計画で、強制的に地上げをされた人や、会社崩壊で仕事を失った人々が集まるスラムも存在し、テロ活動も発生する。EXEFロボトロニクスでは、汎用ヒューマノイド型自立行動ロボットの開発を極秘で行う。開発に携わる科学者・風間基樹らは、そのロボット・ムーバーが何のために利用されるかなど知るすべもなかった。[2]

シリーズ一覧[編集]

小説[編集]

プロジェクト・リムーバー―人の姿を備えしもの―
1997年11月25日初版発行 ISBN 4-07-307419-9
プロジェクト・リムーバー②―人の容を超えしもの―
1998年4月25日初版発行 ISBN 4-07-308554-9
プロジェクト・リムーバー③―人の心を伝えしもの―
1998年10月25日初版発行 ISBN 4-07-309996-5

コミックス[編集]

プロジェクト・リムーバー①
1999年3月15日初版発行
プロジェクト・リムーバー②
1999年10月15日初版発行

脚注[編集]

  1. ^ 電撃ビーマガジン 創刊号. メディアワークス. (1998年5月1日号). p. 45 
  2. ^ 電撃ビーマガジン 創刊号. メディアワークス. (1998年5月1日). p. 45 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]