ファルコネット砲

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ファルコネット砲(ファルコネットほう、Falconet)は中世後期からルネサンス時代にかけてよく用いられた大砲の一種。5-7cmという比較的小さい口径で、300g-1kg程度の砲弾を発射した。砲弾には鉛の玉の他に金属片などが用いられ、飛散した際に多数を殺傷することができた。主として野戦砲として用いられたほか、艦砲としても使用された。