パンタドーム構法

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パンタドーム構法(パンタドームこうほう)とは、川口衞が開発したドーム型建築物の建築方法である。パンタグラフの原理を使うのでパンタドーム構法という。

パンタドーム構法で建設されたワールド記念ホール

概要[編集]

ドーム型建築物の頂上部分を建築する際は高所で作業するため、非常に難しく危険である。そのため、このパンタドーム構法を使い、構造物をパンタグラフのように折りたたんだ状態でドームの頂上部を地上で建築し、最後に頂上部までジャッキでプッシュアップすることで、安全に作業でき、また工期も縮めることができる。

世界初の採用例はワールド記念ホール

代表例[編集]

関連項目[編集]