パパは何でも知っている

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パパは何でも知っている(ぱぱはなんでもしっている、原題:Father Knows Best)は1949年4月25日から1954年3月25日までアメリカのNBCラジオで、1954年10月3日から1960年9月17日までNBC(テレビ)とCBSで全203話が放送され、人気を博したロバート・ヤング主演のシチュエーション・コメディ

日本では1958年8月3日から1964年3月29日まで日本テレビ系列で日本語吹替版で放映された。それとは別に、アメリカでのラジオドラマ版も元に、第1話「ベティが結婚!?」と第2話「嵐を呼ぶ家政婦」の日本語版がでじじ発行・パンローリング発売により2011年1月17日からオーディオブック(CD2枚組)が発売された(後にオーディオブック配信サービスからデータ配信もされた)。

あらすじ[編集]

アメリカ中西部の架空の街・スプリングフィールドのメープル通り南607番に住む中流家庭、アンダーソン一家(ゼネラル保険の部長で営業マンのパパと賢明なママ、3人の子供達:ベティ、バド、キャシー)に巻き起こる事柄を描いた、一話25分のホームドラマ

スタッフ[編集]

出演者[編集]

日本語吹替の声の出演[編集]

日本での放送時間と提供[編集]

  • 日曜21:15 - 21:45(1958年8月3日 - 10月5日)
  • 日曜20:30 - 21:00(1958年10月12日 - 1959年5月10日)
  • 日曜19:00 - 19:30(1959年5月17日 - 6月28日)
  • 月曜20:30 - 21:00(1959年7月6日 - 1962年9月24日)
  • 日曜10:30 - 11:00(1962年10月7日 - 1964年3月29日)

月曜日時代は寿屋(現在:サントリー)、日曜日時代はセーラー万年筆のそれぞれ一社提供

日本でのネット局[編集]

  • 日本テレビ(同時ネット)
  • 北日本放送:日曜20:30 - 21:00(1959年時点)[1]

受賞[編集]

  • 第8回(1956年)プライムタイム・エミー賞(ドラマ部門)最優秀主演男優賞受賞:ロバート・ヤング(Robert Young)
  • 第9回(1957年)プライムタイム・エミー賞(ドラマ部門)最優秀主演男優賞受賞:ロバート・ヤング(Robert Young)
  • 第9回(1957年)プライムタイム・エミー賞(コメディ部門)最優秀主演女優賞受賞:ジェーン・ワイアット(Jane Wyatt)
  • 第11回(1959年)プライムタイム・エミー賞(コメディ部門)最優秀演出監督賞受賞:ピーター・トゥークスブリー(Peter Tewksbury)
  • 第11回(1959年)プライムタイム・エミー賞(コメディ部門)最優秀主演女優賞受賞:ジェーン・ワイアット(Jane Wyatt)
  • 第12回(1960年)プライムタイム・エミー賞(コメディ部門)最優秀主演女優賞受賞:ジェーン・ワイアット(Jane Wyatt)

エピソード[編集]

  • ジム・アンダーソン役のロバート・ヤングは2004年6月20日発行のアメリカ版TVガイドで「テレビに現れたもっとも偉大な父親達」で第6位に選出されている。

関連事項[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『北日本新聞』1959年4月12日付朝刊、テレビ欄。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

日本テレビ 日曜21:15 - 21:45枠
前番組 番組名 次番組
パパは何でも知っている
(1958年8月3日 - 10月5日)
日本テレビ系 日曜20時台後半枠
ナイター中継枠
パパは何でも知っている
(1958年10月12日 - 1959年5月10日)
ナイター中継枠
日本テレビ系 日曜19時台前半枠
日曜家庭劇場
パパは何でも知っている
(1959年5月17日 - 6月28日)
日本テレビ系 月曜20時台後半枠
パパは何でも知っている
(1959年7月6日 - 1962年9月24日)
週刊平凡ニュース
(20:30 - 20:45)
※土曜21:30より移動
ダイナミックグローブ
(20:45 - 21:30)
※15分繰上げ
日本テレビ系 日曜10時台後半枠
パパは何でも知っている
(1962年10月7日 - 1964年3月29日)