パティオさくら

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パティオさくら
富山駅前東交差点付近から。手前左側がホテル棟、手前右側が専門学校棟、右奥がマンション棟
施設情報
所在地 930-0003
富山県富山市桜町1丁目4
座標 北緯36度41分59.8秒 東経137度12分48秒 / 北緯36.699944度 東経137.21333度 / 36.699944; 137.21333座標: 北緯36度41分59.8秒 東経137度12分48秒 / 北緯36.699944度 東経137.21333度 / 36.699944; 137.21333
状態 完成
竣工 2018年4月27日
用途 ホテルマンション、飲食、物販、専門学校
地上高
屋上 約60 m(ホテル・マンション棟)
各種諸元
階数 地上階18階(ホテル・マンション棟)、地上階6階(専門学校棟)
建築面積 約3,400
構造形式 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造[1]
戸数 75戸
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パティオさくらは、富山県富山市富山駅南口左正面に立地する、ホテル、マンション、専門学校の3棟で構成されるビルである[2]

概要[編集]

富山市桜町一丁目4番地区第一種市街地再開発事業により[1]、シネマ食堂街跡地の[2]3,350.85 m2[1]の三角地に、各辺に沿う形で3棟(延床面積23,000 m2)を建設することとなり、2017年4月に富山大原簿記公務員専門学校が先行して授業を開始し、コンビニエンスストアファミリーマート富山駅前店)と理容店(水原理容店)が営業を開始した[2][3]2018年4月27日に飲食を中心としたホテルと店舗が営業を開始し、グランドオープンした[3]。ホテル棟とマンション棟が地上18階で高さが約60 m、専門学校棟は地上6階建てで、3棟に囲まれた中央スペースは屋根付き広場となり、イベント等に使用が可能であるほか、広場を通って各棟を行き来出来る[2]。外壁アートは、南砺市出身の漫画家・森みちこが描いている[3]

名称の「パティオ」は、スペイン語中庭を意味する。中央の広場が中庭をイメージすることや、住所(桜町)に因んで「パティオさくら」に決定された[2]

建物諸データ[編集]

個別に出典が提示されていないものの出典→[1]

  • 建築主 - 桜町一丁目4番地区市街地再開発組合
  • 設計 - RIA・押田共同企業体
  • 施工 - 前田建設工業・タカノ建設・寺崎工業共同企業体
  • 用途 - 共同住宅(75戸)、各種学校、ホテル(313室)、飲食店、物販店舗、駐車場
  • 敷地面積 - 3,350.85 m2
  • 建築面積 - 2,593.97 m2
  • 延床面積 - 23,131.42 m2
  • 構造 - 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
  • 基礎工法 - 杭基礎(現場造成杭/アースドリル工法)
  • 階数 - 地上18階、地下0階(ホテル棟およびマンション棟)、地上6階、地下0階(専門学校棟)[2]
  • 高さ - 60.00 m(軒高59.35 m)
  • 着工 - 2015年10月(起工式:2016年3月)
  • 竣工 - 2018年4月(竣工式:2018年4月24日

各棟概要[編集]

ホテル棟
マンション棟
専門学校棟

この他、コンビニや飲食店など十数軒がテナントとして入居している。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 東横イン富山駅新幹線口2(パティオさくら)(日本の超高層ビル、2022年10月9日閲覧)
  2. ^ a b c d e f 『北日本新聞』2017年12月27日付1面『富山駅前 再開発ビル3棟 来年4月27日開業 名称「パティオさくら」』より。
  3. ^ a b c 『北日本新聞』2018年4月28日付42面『富山駅前に新スポット「パティオさくら」オープン』
  4. ^ レーベン富山桜町(パティオさくら)(日本の超高層ビル、2022年10月9日閲覧)

関連項目[編集]