ノート:複合語

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文書の初めに、「単純語2つ以上によって」とありましたが、「自由形態素2つ以上によって」としたほうがいいかもしれません。語は形態素から合成されます。複合語は語の一種であり、合成語の一種でもあります。また、合成語は「2つ以上の形態素からなる」というのが一般的な定義です。単純語と自由形態素は用語こそ違うものの全く同一のものを指しますが、表現を改めたほうがより正確でしょう。

複合語の定義(補足)[編集]

文章の初めに「複合語(ふくごうご)とは、語構成において単純語2つ以上によって形成された語をいう。」とあり、単純語のところを自由形態素に変更したほうがいいとしましたが、複合語を構成している各形態素が自由形態素とは限らない場合もあるようです。

例えば、「駆け出し(かけだし)」の場合、{「kake」(語根)+「das」(語根)}(語幹)+「i」(接辞)と形態素に分解できます。この場合、「kake」と「das」はそのままの状態では語としては成立せず、接辞が伴って初めて語として成立するため、自由形態素とも単純語とも言えません。現代中国語の複合語でも、例えば、朋友(peng you:友人)や工作(gong zuo:職業、仕事をする)の場合、「朋」や「作」を単独で用いることはあっても、「友」や「工」を単独で用いることは殆どありません。

このように、複合語の中でも、構成している形態素に自由形態素(単純語)と拘束形態素の両方が用いられることもあります。ところで、語根とは語幹を構成する形態素で、用言の活用に関与しない部位であり、実際の意味を持つ部位でもあります。また「白黒(しろくろ)」のように、「shiro」(自由形態素)+「kuro」(自由形態素)で構成される場合も包括できる用語として、「内容形態素」を用いてはいかがでしょうか。意味内容を運搬する形態素という点では、両者のケースに共通します。

よって、この部位の定義を「複合語とは、語構成において内容形態素2つ以上によって形成された語をいう。」としたほうがいいかもしれません。いかがでしょうか。

Takke --88.172.185.79 2007年11月17日 (土) 05:20 (UTC)[返信]

そのように複合語を内容形態素で定義した資料があるならそれでよいのでないでしょうか。参考文献を提示すると説得力があると思います。--121.92.152.42 2007年11月17日 (土) 11:31 (UTC)[返信]