ノート:藍藻

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この編集で追記された内容ですが、水草への影響を無視していること、藍藻が数日程度の連続暗期で死滅するとは考えづらいこと、以上二点の疑問があります。出典及びその信頼性を確認する必要があると思います。- NEON 2008年5月4日 (日) 08:01 (UTC)[返信]

当該箇所を含む文章を除去しました。- NEON 2008年8月29日 (金) 10:48 (UTC)[返信]

シアノバクテリオクロムの分布[編集]

「(一部の)海洋性の藍藻はシアノバクテリオクロムを持たない」という記述[1]ですが、未だそのような議論ができるほどシアノバクテリオクロムの分布は網羅的に調べられていませんし、推測可能なほどの因果関係も考察されてはいないでしょう。シアノバクテリオクロムで参考文献になっている PNE の記事でも、そのようなディスカッションは無かったと思います。従いこの記述の除去を提案します。- NEON 2009年8月12日 (水) 02:38 (UTC)[返信]

当該箇所を除去しました。- NEON 2009年8月19日 (水) 04:24 (UTC)[返信]

シアノバクテリア[編集]

今回の改稿では、記事名が『藍藻』なのに『藍藻と呼ぶのは誤り』とあります。これでは矛盾ですよね。藍藻はそう呼ばれていた頃から原核であることは分かっていたのですから、『藻類は真核だから』を理由にするのは歴史を無視した扱いです。このあたりは検討が必要だと思いますよ。ご意見を伺いたいです。いざと慣れが記事名をシアノバクテリアとすべきかもしれませんし。--Ks会話2014年2月12日 (水) 11:59 (UTC)[返信]

ご意見ありがとうございます.日本語の藻類の定義が藍藻を含んでいるならば記述は間違いなので修正します.藍藻を含まないならば「シアノバクテリアは原核生物、藻類は真核生物であるため、これは誤解を招き易い名称である。」ぐらいでしょうか.--Charlesy会話2014年2月12日 (水) 12:57 (UTC)[返信]
いや、話はそれだけでもないんですよ。グループ名として、正式なのはシアノバクテリアになっちゃったかな?という話も含めて考えるべきなんですよ。
それと、わかっていただけないようですが、「藻類は真核」というのは定義としてあるんですか?それと、それが今の定義であるとしても、以前は違ったはずで、それを根拠に「間違い」と論じてはいけない、という話とです。たとえばリンネがキノコを植物と扱ったとして、それを「菌類は植物ではないから誤り」と言いますか?そう言う場合、「後に定義が偏向になったから、現在では間違い」といった言い方になりますよね。これ、かなり違うはずです。--Ks会話2014年2月12日 (水) 13:47 (UTC)[返信]
とりあえずリバートしておきます。記事名については、(異論もあるかもしれませんが)「シアノバクテリア」への改名もよいと思います。--Charlesy会話2014年2月12日 (水) 15:01 (UTC)[返信]
KAKEN検索結果: シアノバクテリア, 626件; ラン色細菌, 39件; 藍色細菌, 80件; ラン藻, 532件; 藍藻, 319件; らん藻, 89件.
2000年度以降: シアノバクテリア, 524件; ラン色細菌, 23件; 藍色細菌, 44件; ラン藻, 291件; 藍藻, 175件; らん藻, 32件.
こんにちは。藻類の定義ですが、酸素発生型光合成生物のうち、単に陸上大型植物を除いたもの(藍藻も含まれる)ではないでしょうか?定義としては、藍藻、シアノバクテリア両方の呼び方があること、かつては藍色植物 (Cyanophyta) とも呼ばれた、ということが盛り込まれていれば大丈夫だと思いますよ。記事名は、とりあえず今のところは今のままでよいのではないでしょうか?--Crion会話2014年2月12日 (水) 22:48 (UTC)[返信]
下記で明言されている通り藻類は藍藻も含みます。むしろWP:RSレベルで、藻類は真核のみ、と言ってる人は誰もいないと思います。英語版の当該箇所には出典が無いし、英語のどんな教科書を読んでもそのような定義は見たことがない。- NEON会話2014年2月13日 (木) 00:20 (UTC)[返信]
ともあれ,藻類には原核と真核の藻類が含まれている.原核生物と真核生物の間には進化の深い溝が横たわっているので,原核生物と真核生物が藻類という同一の名前で呼ばれるのはおかしい.原核生物である藍藻と真核藻類が藻類というまとまりとしてとらえられている理由はただ1つ,どちらも酸素発生型光合成を行うという1点にある. — 井上勲、藻類30億年の自然史、p7

分類[編集]

そういえば、藍藻の分類って今どうなってるんでしょうか?IJSEMでは藍藻類は殆ど扱われていませんし、バージェイ式分類でも藍色細菌門は5亜群に分け、さらに無名の科を7科設置し、その下に属を置く暫定的な形になっています。英語版では綱の分類を現時点では放棄し、http://www.ncbi.nlm.nih.gov/Taxonomy/Browser/wwwtax.cgi?name=cyanobacteria ]の分類が多いのかなという感じです。おそらく今は移行期で、有力な分類体形は存在しないのでしょうが、もし詳しい方がいらっしゃいましたらお願いします。--Crion会話2014年2月18日 (火) 11:47 (UTC)[返信]

改名提案[編集]

藍藻」から「シアノバクテリア」にページ改名すべきと考えますが、正式な改名提案手続を踏む前の事前相談をさせて頂きます。概要は「良質な記事選考ページ」でも言及しましたが、地球史の書籍でもやはり、シアノバクテリアを採用していました。用いた文献は以下の通りです。

  • 田近英一『地球環境46億年の大変動史』(2009年、化学同人 (DOJIN選書024)) - 第4章の目次小節に「シアノバクテリアはいつ出現したか」の表記あり。P91に「...一緒に備えた生物は、シアノバクテリア(ラン藻とも呼ばれる)であった。」と表記され、その後の本文では、シアノバクテリアの呼称のみが使われています。
  • 酒井均『地球と生命の起源』(1999年、講談社(BLUE BACKS B-1248)) - P162に「...二酸化炭素を固定して酸素を遊離するシアノバクテリア、ラン藻類である。」の表記あり。その後、P165ではシアノバクテリアの呼称のみが使われています。
  • 川上紳一・東條文治『最新 地球史がよくわかる本』(2006年、秀和システム) - P171に「かつては、シアノバクテリアは光合成を行う原始的な生物であることから藻類のなかまとして分類され、藍藻と名づけられた。しかし、最近は核をもつ生物ともたない生物で分類するという考え方が受け入れられるようになり、藍藻という名前ではなく、シアノバクテリアとか藍色細菌と呼ばれるようになった。」(太字強調は書籍のママ) と書かれており、この説明の小見出しは「植物の系統とシアノバクテリア」となっています。つまり、シアノバクテリアが最有力名称として採用されています。

出版社がやや柔らかいとは言え、著者は全員専門家です。また、これら以外にも図書館で立ち読みした限り、シアノバクテリアが最優先された記述の書籍ばかりであり、全て藍藻はマイナー扱いでした。

最後に手続的な話を。現在は「シアノバクテリア」から「藍藻」にリダイレクト設定させているため、改名するとなると移動の障害となるため、いったん「シアノバクテリア」の移動依頼を提出して管理者に削除してもらった上で、移動処理することになると思います。詳細は「Wikipedia:移動依頼#依頼できるもの」をご参照下さい。ご意見お待ちしています。--ProfessorPine会話2020年1月25日 (土) 00:24 (UTC)[返信]

地球科学の分野では「シアノバクテリア」を好む傾向があります。藻類学の書籍は確認しましたか。また他の藻類(緑藻紅藻など)との整合性についてはどのように考えますか。- NEON会話2020年1月25日 (土) 02:38 (UTC)[返信]
NEONさん、早速ご反応頂きありがとうございます。先述の「良質な記事選考ページ」に書きました通り、現在の記事では複数の出典を添えた上で、生物学的にシアノバクテリアがメジャーな呼称である、との主旨が書かれています (Neobodoさん大幅加筆による)。そのため、生物学以外でも呼称がどうなっているか、念のため確認した方が良いだろうと思い、私の方で地球科学の文献を追加調査して追加提示させて頂いた次第です。藍藻を改名したとしても、リダイレクトとして残しておけば良いだけなので、緑藻や紅藻などとの統一性を気にする必要はないでしょう。ページの命名規則上も、もっとも一般的な名称、検索してリーチしやすい名称をページ名に採用することになっていることから、シアノバクテリアに改名するのが妥当と判断しました。--ProfessorPine会話2020年1月25日 (土) 03:05 (UTC)[返信]
本文で「生物学的にシアノバクテリアがメジャー」の根拠になっている脚注は、高等教育の用語に関するものです。これは生物学の出典とは言えません。そこに地球科学の情報を加えて改名を議論しましょう、は変ではないですか。
選考でCrion氏が述べているように、本記事の主分野は微生物学と藻類学です。微生物学(細菌学)がシアノバクテリア、藻類学が藍藻に寄っていることは想像できるので、それを踏まえてどちらにしましょうか、というのが議論の筋だと思います。

シアノバクテリア

  • 杉山純多 編『バイオディバーシティ・シリーズ(4)菌類・細菌・ウイルスの多様性と系統』裳華房、2005年。ISBN 978-4785358273 
  • 道慎二・奥田徹・井上勲・後藤俊幸ほか 編『微生物の世界 The World of Microorganisms』筑波出版会、2006年。ISBN 4-924753-56-4 C3645。 

藍藻

  • 千原光雄 編『バイオディバーシティ・シリーズ(3)藻類の多様性と系統』裳華房、1999年。ISBN 978-4785358266 
  • 井上勲『藻類30億年の自然史 -藻類からみる生物進化-』東海大学出版会、2006年。ISBN 978-4486016441 
  • 中山剛・山口晴代『プランクトンハンドブック 淡水編』文一総合出版、2018年。ISBN 978-4829981542 
  • 渡邊眞之『日本アオコ大図鑑』誠文堂新光社、2007年。ISBN 978-4416207161 

収録なし

  • 月井雄二 編『淡水微生物図鑑(原生生物ビジュアルガイドブック)』誠文堂新光社、2010年。ISBN 978-4416210048 
  • 松山幸彦ほか 編『日本の海産プランクトン図鑑』共立出版、2011年。ISBN 978-4320057111 

- NEON会話2020年1月27日 (月) 01:53 (UTC)[返信]

コメント 大幅加筆者です。現時点では積極的にどちらにすべき、とは言えないと感じています。「生物学においては〜」の記述は必ずしも正確ではなかったので修正しました。(藻類としての)分類学では「藍藻」が優勢のようです。一方、藍藻を実験材料と利用する分野 (光合成研究など) では「シアノバクテリア」が優勢のような気がします。単純にGoogleでのヒット数は、「藍藻、ラン藻」で83万件、「シアノバクテリア」で101万件ということでそれほど大きな差はないのかな、と思います。以下はNEONさんが挙げられて以外の使用例です。
現在、教育指導要領で「シアノバクテリア」が使われていることもあり、将来的にはこれが明らかに優勢になっていくのかもしれませんが、現時点ではそのままでよいのかな、と感じています。ただ、私自身は「シアノバクテリア」が導入される過程で「シアノバクテリアは原核生物だから藍藻と呼ぶのは間違いだ」という誤った言明が流布されたことを快く思っていないことあり、両語の選択に関して感情的にニュートラルではないかもしれません。
P.S. NEONさま、訂正ありがとうございました。お恥ずかしい限りです。 --Neobodo会話2020年2月1日 (土) 11:43 (UTC)[返信]

2022.11.6[編集]

以下に基づいて改変、記述除去等しました。

  • 「光合成色素として可食性植物のもつクロロフィルと非可食性のフィコシアニンがある。」
    可食性植物・非可食性という語は一般的なのでしょうか(何を意味しているのかもわかりにくく思います)?
  • 「藍藻のフィコシアニンは、pH2~5のかなり強い酸性域でも安定して青色をたもつため、」
    (スピルリナの)フィコシアニンは一般にpH4.5-8.0で安定とされており[1][2]、特に酸性に強いわけではないようです。酸性に強いフィコシアニンを持つ藍藻もいるかもしれませんが。
  • 「但し光合成によるタンパク合成能はクロロフイルを持つ植物に比べ30分の一以下と圧倒的に低い。」
    スピルリナは、一般的な野菜などと比べてタンパク質量が多いというのが特徴だったように思いますが[3]、この文の意味はどういうことでしょうか(藍藻もクロロフイルを持ちます)?
  • 「…アオコ (青粉) の一種となる。」
    「アオコ」は生物(群)名とすることもありますが、本来は現象名であるため、元の形の方がいいかと思います。
  • 「藍藻に限らず水性藻類は水中の重金属も取り込むため…」
    この文は食用などに利用する際の注意点ということになるのでしょうか?だとすると次節になると思います。またこのことは環境から有害物質の除去(バイオレメディエーション)が可能であることを意味しているので、その利用・研究もありそうですね。いずれにせよ出典が必要かと思います。
  1. ^ フィコシアニン(天然系青色素 リナブルー®)”. DIC. 2022年11月5日閲覧。
  2. ^ Chaiklahan, R., Chirasuwan, N. & Bunnag, B. (2012). “Stability of phycocyanin extracted from Spirulina sp.: Influence of temperature, pH and preservatives”. Process Biochemistry 47 (4): 659-664. doi:10.1016/j.procbio.2012.01.010. 
  3. ^ 太郎田博之 (2012). “スピルリナ”. In 渡邉信 (監). 藻類ハンドブック. エヌ・ティー・エス. pp. 657–659. ISBN 978-4864690027 

--Neobodo会話2022年11月6日 (日) 13:54 (UTC)[返信]