ノート:私立歯科大学定員割れ問題

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数値の表現[編集]

定員割れの値は、定員割れ率よりも、充足率で表記されて報道されることが大手新聞社では多ように 思いますが、どうでしょうか?--Hanabishi 2010年5月22日 (土) 00:27 (UTC)[返信]

そのとおりですが、定員割れ率の方が受験生および学費支出者にとってはわかりやすいと判断しました。--210.170.202.213 2010年7月9日 (金) 13:39 (UTC)[返信]

質問[編集]

  1. この記事は、「私立歯科大学定員割れ問題」という記事名で作成されていますが、(1)「歯科大学ではない私立大学歯学部」も含まれること、(2)問題の本質としては大学運営の「私立/公立」に限らない歯科医療・歯科教育に普遍的なものであり、「私立歯科大学」というのは不適切な区切りのように思えるのですが如何でしょうか、(3)もしくは私立/公立による何か決定的な差異があるのであるのであれば、それへの言及がされていないことが問題ではないでしょうか?
  2. 「定員割れのない私立歯科大学(20xx年)」「定員割れ状態の私立歯科大学(20xx年)」というような一覧項目が複数作られていますが、今後も毎年増2項目づつ増やし続けるつもりでしょうか? なお、このようなリストを作るのであれば、2008年以前の記載がない(もしくは、2008年以前には定員割れがない??)のも奇異と思いますが如何でしょうか?--Eros618 2010年6月19日 (土) 01:45 (UTC)[返信]

お答え[編集]

1.-(1)については当該記事を読めば「歯科大学ではない私立大学歯学部」も含まれることは明らかですので特に問題はないだろうと思います。 1.-(2)については「問題の本質としては大学運営の「私立/公立」に限らない歯科医療・歯科教育に普遍的なものであり、「私立歯科大学」というのは不適切な区切りのように思えるのですが如何でしょうか」とする根拠をこのノートに明記した方がよろしいのでは。もし「私立歯科大学定員割れ問題」という記事だから国立/公立についての記載が足りないというのであれば、あなたが「国公立大学歯学部定員割れ問題」という記事、あるいはあなたがさらに望ましいと思う記事名を新規に立てて記載した方がよろしいかと存じます。 1.-(3)については「もしくは私立/公立による何か決定的な差異があるのであるのであれば、それへの言及がされていないことが問題ではないでしょうか?」とありますが、大幅定員割れ問題が私立大学歯学部(私立歯科大学歯学部含む)のみに見られる現象であり、国立/公立大学歯学部の大幅定員割れ問題自体が存在しないわけですから特に言及する必要もないかと思います。 2.については本文に「大幅志願者減少」と記載していますから「大幅」でない頃の散発的な定員割れまで記載する必要はないと思います。今後も大幅な定員割れ現象が続くかどうかは未来への推測ですからWikipediaへの記載方針にはなじまないと思います。 --210.170.193.236 2010年6月20日 (日) 14:41 (UTC)[返信]

お答えありがとうございます。210.170.193.236さん(北海道ですか?)は、この記事を立ち上げたユーザーであり、また当記事のこれまでの編集の大部分もあなたによるもののようですね。私が問題にしたのは、「(事実であっても)現象の一部だけを切り取って料理し、独自研究的記事に仕上がっているのではないか」という恐れなのですが、あたかも「文句があるなら、あんたも別の記事を作れ」というような返答には恐れ入りました。なお念のため、私自身は例えば、私立歯科大学/私立大学歯学部/国立大学歯学部/公立大学歯学部のいずれかに対して特定の好意や敵意を持つ立場にはありませんので、あくまでもニュートラルな立場からの疑問であることに御留意ください。
改めまして、『歯科医師過剰問題』が問題の本質なのであれば、それは「歯科医のなり手の減少」「歯学部受験者・入学者の減少」という歯科医療・歯科教育に普遍的な結果となるのではないでしょうか、また、あくまでも『"私立歯科大学"定員割れ問題』とその問題が私学に特有・限定なのだとすれば、その理由は明示・解説されるべきなのではないでしょうか。--Eros618 2010年6月25日 (金) 15:35 (UTC)[返信]

「『"私立歯科大学"定員割れ問題』とその問題が私学に特有・限定なのだとすれば、その理由は明示・解説されるべきなのではないか」との御意見ですが、私はその理由を統計的に検証に耐えるような調査をしていませんので記事にも記載していません。検証に耐えうる事実としての担保がなされていない個人の研究/感想レベルの情報は記載してはいけないと思います。また「「(事実であっても)現象の一部だけを切り取って料理し、独自研究的記事に仕上がっているのではないか」という恐れ~」については、それを言っては読売新聞の記事ですら限られた紙面での「現象の一部の記載」に該当します。あなたが不偏的にそう考える皆が納得する根拠をこのノートで示してはどうでしょうか? 言い換えると、あなたがそう考えること自体が独自研究的志向が濃厚のような気がします。「記事は検証できるリンクに基づくものであるべきだ」というのが私の考えです。(これだけリンクを記載してもあなたは"出典の明記"と記事中に記載されていますので、あなたのいう"出典"を拝見したいと思います)--210.170.193.236 2010年6月26日 (土) 10:01 (UTC)[返信]

横からなのですが、私立歯科大の定員割れ問題は2009年に読売新聞の夕刊一面にて報道されていますし、週刊ダイヤモンドなどのメディアでもたびたび取り上げられています。大手新聞社が一面に持ってくるような話題ですので、普遍性には問題がないと思われます。また国立歯学部は隔年現象がありますが七倍程度の倍率を維持していますので無関係で私立歯科大に特化した問題で大手マスコミもそういう取り上げ方です。ですのでご指摘の点は問題がないと思いますよ。--Hanabishi 2010年6月26日 (土) 16:10 (UTC)[返信]
定員充足率10数%の私大歯学部が続出している状態で、国公立歯学部は倍率7倍もあるのですか? 何れも10校+程度しかない歯学教育機関において、それ程の差異が生じているのが事実なのであれば驚きですが(そうであれば、「私立」にフォーカスしての記事・記事名も当然でしょう。)、この記事に執着される方においては、是非そのあたりも解説願いたいものです。「歯科医師過剰問題」と「歯学部定員割れ問題」とが、もはや単純には繋がらなくなるわけですから。。。--Eros618 2010年6月27日 (日) 14:45 (UTC)[返信]
歯学部の構成ですが、私学は15大学17学部あり、国立は11大学11学部、公立は1大学1学部あります。私学17学部間に定員充足の学部(6学部)と定員割れの学部(11学部)が混在しています。学費の支払いにかなり余裕のある方は私立に入学すれば良いのですが、昨今の歯科医師国家試験の状況では私立出身の方は概ね3人に1人は不合格となってしまいます。(A)また6学年まで辿り着いても卒業試験での国家試験向けの選抜が大学側により厳しく行なわれるので以前よりも卒業が困難となっています。以前なら私立卒業者の国家試験合格率は85%を超えていましたから学費の支払いに余裕があれば学力が余り無くても(私立大学歯学部のボーダー偏差値は35~50程度(河合塾))入学してしまえば、まずは大体は歯科医師になれるという算段が成り立っていたのですが、今では多額の学費を納入しても留年過多で放校/自主退学すれば得られる資格は何もない状態になってしまいます。そのように苦労して歯科医師になり得たとしても、歯科開業医の平均年収が738万円(2005年)(ちなみに医科開業医は2500万円)では、私立大学から歯科医師になろうとするより他学部(私立大学医学部(私立大学歯学部より学費が安い)あるいはそれ以外)に流れるのは当然でしょう。期待できる平均年収の5~6倍もの資金(平均留年回数を加味した学費(4000万円))と時間(留年が多いので卒業まで平均7年以上の学部も多い)を投入しても歯科医師になれないリスクが30%程度あり、たとえ歯科医師になれたとしても開業するにはさらに資金が必要(テナントでの開業資金2000~3000万)で、大都市圏では土曜日も午後5時までの診療(あるいは年中無休、毎日夜間診療の例も多い)といった同業他者とのかなり厳しい競争が待ち構えています。そんなリスキーな進路に本来の私立大学歯学部志向の受験生は危険性を感じているのでしょう。国公立大学歯学部では偏差値からするともともと頭が良い(=試験に向いている頭脳を持っている)ので平均的には国家試験合格率も良く、6年間でほとんどが卒業し、学費も約350万円(6年分)ですから、私立大学に比べるとリスクは大幅に少ないと言えます。私立大学歯学部への入学は、もはや金さえ払えば頭が悪くてもほとんどの学生が歯科医師になれて、それなりの収入が得られる比較的安全な進路とは程遠い状態になってしまいました。私立大学歯学部志向の受験生の大半がそれに気付いたので私立大学歯学部総定員数に対して大幅定員割れ状態(1489人(入学者数)/1891人(総定員数):2010年)になったと言えるでしょう。毎年の国家試験合格者が現状のままで推移すると今後も歯科医師が大幅に増加し続けるわけですから、1歯科診療所あたりの患者数が低下し(つまり暇な歯科医院ということ)、期待できる年収もますます低下するでしょう。ところで定員割れしている大学にはほぼ全入に近い状態で学生が入学してきます。そうなると頭の悪い(=授業についていけない)学生がそうでない歯科大学(定員割れしていない大学)に比べ多く存在することになります。その結果、授業はどうしてもレベルの低い学生に合わせて行なわないと授業自体が成り立たなくなってしまいます。それは本来進むべきカリキュラムの進度、水準と比較すると見劣りすることになります。6年で卒業するようにカリキュラムが組まれていますからそのツケは進級/卒業試験あるいは国家試験に皺寄せが来ます。そうなると卒業までの平均在籍年数が6年より増加したり国家試験合格率が低下します。そのようになるのは比較的頭の良い学生にとっては損なことです。そんな国公立に入れないがそんなにも頭が悪くはない学生は定員割れ状態でない私立大学を目指すのは当然のことです。逆に定員割れ状態が続く大学にはそのような大学を不合格になった学生が入学してくることになります。(勿論、その大学を第一志望とする学生もいるとは思いますがそんな学生が多数入学するのであれば定員割れ現象は起こらないはずです) したがって今後も特定の私立大学歯学部の大幅定員割れ状態は改善しそうもありません。(B) ※以上の記述の中で(A)から(B)までは検証可能なリンクを張り付けていませんので記事本文に載せる状態ではありません。記事本文の理解を助ける背景情報として活用していただければと思います。--210.170.193.236 2010年6月28日 (月) 19:52 (UTC)[返信]
行きがかり上、一言だけ。同じ内容ですが。>>何れも10校+程度しかない歯学教育機関において、それ程の差異が生じているのが事実なのであれば驚きですが(そうであれば、「私立」にフォーカスしての記事・記事名も当然でしょう。)今は歯科医師過剰問題で歯科医師の収入が減っていますが、国立は300万円(学費300万円じゃなかったでしたっけ?)の学費で歯科医師になれますし、国立大卒という立場にもなれます。なので一定のニーズはまだ残っています。一方で平均4000万ものお金が必要な私立の魅力は全くなくなってしまっています。そのお金があれば医学部に行きますよね。そういう業界だということ、歯科がそういう業界に成り下がったということにニュース性がありマスコミが取り上げている次第です。--Hanabishi 2010年6月29日 (火) 13:20 (UTC)[返信]
まあ、投資とリターンという意味では、誰が何に投資しようと第3者があれこれ言うべきでもないと思いますが、、、総論としては私立歯科=ペイしない、国公立歯科=ペイする、という損益分岐点が学費によって生じているという結論ですか(苦笑)。でも、ちょっと興味を持って調べてみたら、[1]、国家試験合格率自体は私学でもOKのところ(東京歯科や大阪歯科とか)もあれば、官学でもヒドいところ(阪大=63%!)もあって、いろいろですね。詳しい方が多いようですが、歯医者さんって、卒業大学はその後の人生にどのくらい影響するものなのですか?--Eros618 2010年7月4日 (日) 20:20 (UTC)[返信]
近々、歯学部入学者のうちどのくらいの比率で平均何年かかって歯科医師国家試験に合格できたかの大学別の資料が公表されるようになるから今から楽しみだ。なお阪大の2010年の歯科医師国家試験合格率は新卒が93.4%、既卒が50.0%、総数では89.6%なので上記の数値は誤りでは?(大阪歯科大は新卒が81.1%、既卒が38.9%、総数では65.8%) また国公立総数では合格率は85.8%に対し私立総数では62.9%となっている。(2010年)--210.170.202.213 2010年7月5日 (月) 14:30 (UTC)[返信]
雑談になってしまいますので簡単に。医学部も同様なのですが、私立大学の国家試験の合格率は偽造されたものです。卒留という言葉があるのですが国家試験に受からなそうな学生を予め留年させて国家試験を受けさせない処置をしています。大学によっては6年生の25%、実に4人に1人を6年生時に留年させる大学もあります。平均卒業年数が8年になっている大学もあります。国立の場合は通常6年生では長期に休まない限りほぼ留年する事はありません。また国立大学は国家試験の2ヵ月前まで臨床実習がありますが、私立大学は6年生の一年間まるまる国家試験予備校とかし国家試験の勉強のみをしている大学もあります。歯科医師会で出世したければ出身大学が重要ですが医科と違い歯科医師会で出世する旨みもありませんので、出身大学はほとんど関係がありません。--Hanabishi 2010年7月5日 (月) 09:34 (UTC)[返信]
類似する事例だが、一部の私立大学歯学部側で発表する「就職率100%」も当てにしてはいけない。卒業者の国家試験合格率が100%でないのになぜ「就職率100%」と発表するのか?それは「就職できなかった」のではなく、「就職できなかった卒業生」を大学側が勝手に「就職するつもりがなかったと強引に解釈し、就職しようとした者の数に含めない」ことになっているからである。(≒"一部の"私立大学歯学部の慣習)--210.170.202.213 2010年7月5日 (月) 14:48 (UTC)[返信]
提示された不明点が解決しましたのでタグを外します。--Hanabishi 2010年7月9日 (金) 10:41 (UTC)[返信]
(質問者です) 特段これ以上の議論をするつもりはありませんが、この記事を熱心に編集しているひとが、「中立」というよりは、ある種のバイアス、ないしは特定の強い「想い」を持って編集にあたっているいるということは了解しましたので、それはそれでよかったと思います。ありがとう。--Eros618 2010年9月9日 (木) 12:53 (UTC)[返信]