ノート:渋谷区立長谷戸小学校

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。
長谷戸小学校。「ながやと」と読む。東京都渋谷区立長谷戸小学校。所在地は東京都渋谷区恵比寿西1丁目23番1号。

学校の沿革

(学校が配布している要覧に記載された情報に、卒業生の記憶を加えて作成した)

明治45年4月1日に開校した。当時は東京府豊多摩郡渋谷町立臨川第二尋常小学校といった。

大正2年4月14日に開校式典を行った。現在はこの4月14日を開校記念日としている。

大正5年5月29日、学校名称を、東京府豊多摩郡渋谷町立長谷戸小学校と改称した。今日の「長谷戸」という校名はこの時に始まる。ただし、当時は「ながいと」と読まれた。熊谷という姓を「くまがい」と読むのと同じだという。

この時、校章も制定された。校章は5枚の桜の花びらからなり、中央は○になっていて、その中に「長」の字が書き込まれている。また花びらには雌しべと雄しべが書き込まれている。桜の花びらは「い」をデザインし、雌しべと雄しべは「ト」の形に配列されている。つまり校章は「ながいと」という読みが書き込まれている。

大正10年10月28日校旗を制定した。

昭和7年10月1日、東京市は従来の15区制から35区制に移行していわゆる大東京市が成立し、それにともなって、学校名称は「東京市渋谷区長谷戸尋常小学校」となった。なお、渋谷区は、渋谷町、代々幡町、千駄ヶ谷町が合併してその時に誕生した。

昭和14年12月10日に、現在位置に設けた新校舎(木造)に移転し、昭和15年元旦から使用を開始した。

昭和16年4月1日に、国民学校令施行にともない、東京市渋谷区長谷戸国民学校に改称した。

昭和18年7月1日に、東京府と東京市が合併した東京都が誕生し、東京都渋谷区長谷戸国民学校となった。

昭和22年4月1日に、学校教育法施行に伴い、東京都渋谷区立長谷戸小学校となった。

昭和37年11月8日に、50周年記念式典を挙行し、校歌を制定した。(それまでは、校歌に相当するものとして「ながやとこどものうた」があったが、昭和38年度から歌われなくなった。)