ノート:映画監督

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監督と制作の上下関係[編集]

なんか2回ほど、監督と制作の上下関係について書き込んでおられる方がおいでになるのですが、申しわけないんですけどリバートさせてもらいます。

監督・ディレクターは演出部の責任者であり、制作・プロデューサーは制作部の責任者です。この両者は、職務上は上下関係はありません。現場の力関係としても、監督だからとか制作だからとかいう理由で上下関係ができるわけではなく、「ある特定の監督と、ある特定の制作ならば、どちらが上か」みたいな話になります。職制上の上下関係ではなくて個人レベルでの上下関係ですね。あるいは、発注者と受注者という関係の場合もあるが、それも上司・部下という関係ではありません(プロダクション発注の場合、局の制作とプロダクションの制作とプロダクション所属あるいはフリーの監督という関係になることが多いが、局制作と交渉をするのはプロダクション政策であり、局制作と監督が直接交渉するということはほとんどない)。

じゃあなんで監督は制作に逆らえないのかというと、制作に逆らえないというよりは、金のなさには逆らえないということです。ないもんは、ないんだから。ロケ日数を延長したくても、高価な機材を使いたくても、金がないんじゃどうしょうもない。そういう意味で逆らえない(まあなんだ、「自腹を切ります」と言えば制作に逆らって金を使っても文句は言われませんが)。

なお、映画出身者のディレクターを使う場合、テレビドラマであっても「監督」という肩書きにしてやることはある。二時間サスペンスものなんかのクレジットを見ると「監督」という肩書きになってることが多いね。とゆーか、「ディレクターと監督という言葉の、業界的な核の違い」について書いているところに、なんで制作との上下関係が割り込んでくるのかが、おれにはよくわからない。

--Nekosuki600 2006年1月14日 (土) 18:17 (UTC)[返信]