ノート:奇妙な果実

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「後代への影響」における「20年後」の記述について[編集]

2006年8月19日 (土) 12:47 の最初の版から、「後代への影響」では、次のように記されています。 「この歌はやがて黒人への暴力に対する反対運動を代表する歌となった。この歌詞によって心に植えつけられた暗鬱なイメージこそが、20年後に公民権運動という輝かしい果実を結ぶ種子の一つとなったのである。」

この部分を編集にして見ると、「20年度」の直後に「英語版では15年ですが、1954年にはまだ公民権運動は始まってないですよね?」とコメントが入っています。

これは、当時の英語版に

The song was ultimately to become the anthem of the anti-lynching movement. The dark imagery of the lyrics struck a chord, and can be said to have planted one of the first seeds of what would later become the civil rights movement. "Strange Fruit" was certainly ahead of its time, since the civil rights movement was still 15 years away at its release.

という記述があったのを踏まえています。

しかし、現在の英語版では「15年」に当たる表現はありません。

The song ultimately became the anthem of the anti-lynching movement. The dark imagery of the lyrics struck a chord. It also contributed to what would later become the Civil Rights movement of the 50s and 60s.

ホリデイが、奇妙な果実をレパートリーに加えたのが1939年、公民権運動の起点とされるモンゴメリー・バスボイコット事件が1955年です。 また、1954年には、公民権運動の法的根拠の一つとなったブラウン対教育委員会裁判の最高裁判決が出ています。

15年というのが、必ずしも正しくない不正確な表現であるとしても、ほぼ<15年後>に公民権運動が始まったとみて間違いはありません。「20年」ではなお何をさしているのか不明確になります。

現行版に準じて、「20年後に」を「後の1950年代から60年代にかけて」と修正すべきであると考えますが、いかがでしょうか。

--山田晴通 2009年5月22日 (金) 20:31 (UTC)[返信]