ノート:和人

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参照および依拠する資料について[編集]

Clinamenさんが参照として加筆された(『アイヌ』にまつわるQ&A)ですが、Webサイトの管理者がハンドルネームのみで特定できず、Q&Aの信ぴょう性についても、

このQ&Aは、Esamanが色々な人たちとの対話を通じて、よく浴びせられた質問をもとに作成しています。

信憑性は不明ですが「全く根拠のないこと」は、書かれていないと思います。

とありますので、参照には適切でないと考えます。とは言え、アイヌの視点からアイヌ以外の和人に含まれない日本人についての記述は不必要とは考えておりませんので、当面は保留しつつより適切な資料を探していきたいと思いますが、いかがでしょうか。 --Mizu basyo 2010年10月13日 (水) 03:34 (UTC)[返信]

和人の記事加筆、および和人/日本人/大和民族の関連について[編集]

当記事は以前は大和民族に転送されるだけの設定でしたが、下記の理由から記事を増補しました。

  • 和人は厳密には、アイヌから見たアイヌ以外の日本人を指す用語である。
  • 琉球民族薩摩隼人などの例を考えれば、必ずしも民族としての大和民族に特定されるものではない。
  • 少なくとも8世紀初頭より国号としての日本が存在しているため、日本人が妥当である。
  • とは言え、アイヌやアイヌ研究者の中には、和人とは大和民族だと考える人もいるため、大和民族の記述や関連項目も保留する。

--Mizu basyo 2010年9月30日 (木) 19:27 (UTC)[返信]

  • 近代における薩摩隼人を民族とみなす人はいない。少なくとも当事者のほぼ全員が民族自認を持っていないものは持ち出すのはご都合主義。
  • 琉球民族に属する人が、あきらかに大和民族と違う外見・習俗をもってアイヌ民族に接した場合、単純に「和人」と呼ばれるかは疑問。民族的差異が認められていない、顕在化させないようにしている、見せていない、という事態を前提にした錯誤。
  • そもそも民族的差異でないならそこでいう日本人とは何か。国籍ならあきらかに矛盾する。帰化ブラジル人が和人と呼ばれるだろうか。
  • 国号云々は「日本人」を国籍の意味で使っていないなら的外れ。
  • 和人は、日本の習俗への同化の文脈で登場してきた用語。ではその習俗とは、大和民族の習俗以外の何者であるのか。
  • 以上のあきらかな疑問がある以上、独自研究の疑いが強い。少なくとも、wikipedia:信頼できる情報源を提示されたい。対して、すでに当人も記述しているように、研究者の論述に於いては、民族的差異を前提としたものが無数にある。
  • 独自立項にはかならずしも反対ではないが、独自研究にもとづく記述には反対。

--Clinamen 2010年10月2日 (土) 09:12 (UTC)[返信]

コメント依頼から来ました。「和人」が「大和民族」と一致するという見解が一般的であるという典拠群がない限り、「大和民族」という語の内包と「和人」という語の内包は一致しない可能性があります。民族名か、それとも違うのかということはウィキペディアンが判断することではないと思います。よって別立てにするのがいいと思います。和人とアイヌとの違いは、単に習俗に限らず身体的特徴や血統にも及びます。また「日本人が妥当」というのは意味がよくわかりません。「日本人」という語自体が多義的なので、その指摘は混乱を招くと思います。--КОЛЯ 会話 2010年10月2日 (土) 11:38 (UTC)[返信]

Clinamen様に回答しますが、Wikipedia上にて「和人」を大和民族に直接redirectさせ、大和民族の別名を和人とした記述の方に、多いな悪意があります。それを別にしても、КОЛЯ様のご指摘の通り、「和人」がすなわち「大和民族」であるという記述自体が存在しません。そもそも「大和民族」という民族名称自体が、公式に規定されているのは中国であって、日本では決定していないのです。であれば、大和民族の項目自体を大幅に見直す必要があるでしょう。それでもなお、「和人」が「大和民族」であるとするなら、その資料を逆に提示ください。 --Mizu basyo 2010年10月2日 (土) 18:14 (UTC)[返信]

『和人』表現は、近代以降主として北海道内で歴史用語として使用され、満州事変以降の戦時期には『大和民族』と表現されるようになり、敗戦後は『和人』表現に戻っている

 海保嶺夫「エゾの歴史」

悪意というのは明らかに間違い。どういう意味でおとしめたことになるのか全く不明。で、和人と同じく大和民族という用語も確定したものではない。イコールかというと使われている分野が違うから完全にイコールではない。ヤマトンチュと完全にイコールではないのと同じ。だからリダイレクト解除には必ずしも反対ではない。しかしそれらがどれも民族集団を指している、ということをいってる。で、大和民族という用語は、戦時中の日本人のさかんにつかっていた由緒正しい自称。それが、復活してきただけ。中国でも使われているかもしれないが、基本的に、それは国内での使用についてはぜんぜん関係ない。繰り返すが、言葉としてイコールなどとは言っていない。同じく日本の多数派民族集団を指す言葉だと言っているのです。だいいち、まったくあなたは指摘した矛盾に答えていない。--Clinamen 2010年10月2日 (土) 18:24 (UTC)[返信]

なるほど。海保嶺夫「エゾの歴史」のその記述は価値がありますね。出典としてアップいただけますでしょうか。こちらは問題となる1行を削除し、日本人あるいは大和民族と表記することで、対応していきたいと思います。 --Mizu basyo 2010年10月2日 (土) 18:44 (UTC)[返信]

上記は「アイヌ差別問題読本」12pからの孫引きなので、後日確認します。この本自体の同じ箇所には次の記述もあり。

種類はそう多くないものの複数の民族で構成された国家が、日本なのです。また、民族としての「日本人」(和人)もいろいろなルートから渡ってきた(引用者後略)

以下も。http://www.news.janjan.jp/culture/0802/0802181033/1.php

コメンテーターより、これまで、アイヌ民族と対になる概念として「和人」という言葉を使ってきたが、「和人」とは実は北海道の道南地域に入っていったヤマト系の人々を指す言葉であるので、最近は意識的に「ヤマト民族」という言葉を使うようにしている、というお話がありました。アイヌ民族に対して「日本人」という言い方をすることもできますが、日本人の民族的概念は曖昧であり、「日本国籍を持っている人」とイコールで使われることもあるので、これもアイヌ民族と対になる言葉として使うことは適切ではありません。

この引用の「コメンテーター」は『知っていますか? アイヌ民族 一問一答』の著者上村英明氏。 --Clinamen 2010年10月2日 (土) 19:10 (UTC)[返信]

追加。アイヌの方の作っているページ。『アイヌ』にまつわるQ&A http://www.alles.or.jp/~tariq/Q&A/What_is_ainu.html

 さて「和人」とは「アイヌ以外の日本人」のことをさすといわれます。ですが、在日の人たちや、沖縄の人、帰化した外国人の二世などのことを「和人」とは言わないような気がするので、やはり「民族としての日本人(大和民族?)」のことを指すのではないか、と思われます。

--Clinamen 2010年10月2日 (土) 19:20 (UTC)[返信]

Clinamenさん了解いたしました。こちらも資料収集など行なっていきます。今後ともよろしくお願いします。 --Mizu basyo 2010年10月3日 (日) 05:50 (UTC)[返信]

Clinamenさんから提示された独自研究について、該当箇所の削除および書きかけ項目のスタブを追加いたしました。「和人が民族名か否か」という議論対象も終了したと考えますので、議論中のスタブを解除します。--Mizu basyo 2010年10月5日 (火) 12:06 (UTC)[返信]