ノート:升田幸三

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GHQが将棋を禁止?[編集]

終戦直後、日本を統治していたGHQが、「将棋は相手から奪った駒を味方として使うことができるが、これは捕虜虐待の思想に繋がる野蛮なゲームである」として禁止しようとした。将棋連盟の代表としてGHQと相対した升田は「将棋は人材を有効に活用する合理的なゲームである。チェスは取った駒を殺すが、これこそ捕虜の虐待ではないか。キングは危なくなるとクイーンを盾にしてまで逃げるが、これは貴殿の民主主義やレディーファーストの思想に反するではないか」と反論した。

とありますが、この出典はなんでしょうか? GHQが将棋を禁止しようとしたなどというのは都市伝説の類ではないでしょうか?南九州国際 2011年3月20日 (日) 09:52 (UTC)[返信]

https://allabout.co.jp/gm/gc/412345/ ここに乗っているエピソードです。間違いありません--以上の署名のないコメントは、Kamira会話投稿記録)さんが 2020年1月24日 (金) 03:35‎ (UTC) に投稿したものです(Pooh456会話)による付記)。[返信]


コメント 上記のサイトはWP:Vを満たすか怪しいので、WP:Vを明らかに満たす出典を提示します。
  • 「将棋とチェス論争」東公平『升田幸三物語』(平成8年、日本将棋連盟)pp.90-92
で、「GHQでは・・・と、難くせをつけてきたのである。日本にチェスを普及させようという意図もあったのだろう」として、一つの節を割いて言及されております。
本が見つからないのですが、『名人に香車を引いた男―升田幸三自伝 (中公文庫)』にも同様の言及があったように思います。
ただ、東の著書の記載には「将棋を禁止しようとした」と読める記述はありません。
現在の本文の「終戦直後、日本を統治していたGHQが、「将棋は相手から奪った駒を味方として使うことができるが、これは捕虜虐待の思想に繋がる野蛮なゲームである」として禁止しようとした。」から始まる記述は、東の著書なり、升田の著書なり、WP:Vを満たすのが確かな出典を提示して改訂した方が良さそうです。--Pooh456会話2020年1月24日 (金) 04:40 (UTC)[返信]
報告 升田『名人に香車を引いた男―升田幸三自伝 」(中公文庫)を出典として改稿しました(差分)。同書には「GHQが将棋を禁止しようとした」という言及、「GHQはチェスを日本に普及させようとした」という言及のいずれもなく、「GHQは将棋について話を聞くため、升田を朝日新聞社経由(大成会(現在の連盟)経由ではなかった)で呼び出し、升田の話に納得した」という趣旨が書かれておりました。出典に記載がないため記事には書きませんでしが、「GHQから朝日新聞社に『将棋について話を聞きたい』と話があり、朝日は、朝日新聞社の嘱託であった升田を推薦した」ものと推定できます。--Pooh456会話2020年2月14日 (金) 08:42 (UTC)[返信]
https://fmfukuoka.co.jp/blog-archives/a/human/2015/10/1018-1.html
 ここに、本エピソードが放送された明確な証拠があります。GHQは確かに禁止しようとした動きがありました。それを救ったのは升田幸三ほかなりません。--Kamira会話2021年6月21日 (月) 03:37 (UTC)[返信]

史上初の三冠[編集]

升田に対して「史上初の三冠」と紹介されるのはよく見かけるが、初期の九段戦は名人が参加しないので、そもそも「三冠」は存在しなかった。

それどころか、九段獲得者と名人が番勝負をする「全日本選手権」があったので、「名人・王将・全日本選手権」の同時獲得を「三冠」と考える事ができ、それは大山が先に達成している。(しかも2回)

一方、「三冠」という表現は競馬由来のもので、野球用語として1955年頃から認識され始め、1958年頃に定着したと言われている。(それ以前は達成しても認識されなかった)

将棋界では、1956年に名人も九段戦に参加するよう制度変更があり、その時に将棋にも「三冠」の概念ができたと考えられる。 そして、1957年に升田がそれを達成したわけだ。

「三冠という概念ができてすぐに升田が達成した」というものを「史上初」と称賛するのは誇張し過ぎだし、初期の九段戦を含めるなら誇張ではなく事実誤認と言える。 少なくとも升田の記事で「記録」として扱われるものではないだろう。

大山の記事に「(当時は誰も認識していなかった)史上初の三冠」と記載するのも変だから、記録として扱うのは「五冠」ぐらいからでいいのでは? Coa会話2021年1月3日 (日) 06:06 (UTC)[返信]